タバコは胃がんの危険因子
胃癌になる危険因子の中でも、気をつけたいものにタバコがあります。タバコと言うとイコール肺癌?というイメージですが確実に、胃にも影響しています。
また、胃癌以外にも喉頭癌との因果関係もかなり強く、喉頭癌になる人のほとんどが、タバコを吸っているようです。
胃癌の場合も、喉頭癌ほどのリスクはなくても、それでも4分の1程度は・・・・
タバコが原因で胃ガン?
になってしまいます。スポンサードリンク
その他には、食道癌でも半分弱はタバコが原因で、脳腫瘍になるリスクも胃癌と同じく、4分の1程度はあります。
タバコの害は、胃癌だけに留まらず慢性気管支炎、胃、十二指腸潰瘍、心筋梗塞など、あげれば切りがないですが、どれもタバコは、危険因子の一つになります。
やはり、タバコは百害あっても、一利なし!
タバコの煙の中には、実にいろんな種類の発がん性物質が含まれていて、私達の身のまわりにもある発癌性物質よりも、はるかに強力でタチが悪いのがタバコの煙です。
普通にタバコを吸っても、そのタバコの煙は口の中に入り、咽頭から喉を通って肺に送られるのですが、口の中で唾液に溶けた発癌物質が、食道や胃にも癌を作ってしまうのです。
恐ろしいですよネ
では、タバコの有害物質が、リアルに胃に与える影響は?
例えば、
胃酸の分泌を亢進させます。
胆汁が、胃の中に逆流してきます。
胃の粘膜の血流を悪くさせます。
酸素不足になります。
などなどです。この事から、タバコが胃に及ぼす影響は、とても深刻で、タバコを吸われる方は、胃潰瘍のリスクもピョンと、大きく跳ね上がります。胃潰瘍ができてしまう場所には、癌ができやすいので、胃潰瘍とは言え、何もないに越した事はありません。
また、一度胃潰瘍ができ、その後、新たに胃潰瘍を再発するリスクも、タバコが引き上げてしまいます。
実際のところ、タバコを吸っていた時は、胃潰瘍の再発を繰り返していた方が、タバコをピタッとやめたとたん、胃潰瘍の再発がなくなった?方もいるようです。
そして、やはり問題の胃癌についても、喫煙者の方の胃癌死亡率は2倍になってしまいます。このように、万病の元になる事は、間違いありません。
ピロリ菌が原因で、胃潰瘍になった場合は、除菌さえすれば、胃潰瘍の再発を抑える事はできるのですが、喫煙者の方は、除菌治療が効きにくい傾向にあるようです。
ピロリ菌は、胃癌の原因になると言うのに、除菌治療が効きにくい?と言うのは、かなり深刻です(汗)
タバコの害は、胃だけではなく、発がん性物質は、胃を通過した後に、さらに血液に溶け込みます。そしてどうなるかと言うと、全身をめぐっていくわけです。
最後は、オシッコとなり排出されるのですが、この過程の中で腎臓や膀胱にも、癌を作る危険性が大なのです^^;
胃癌の原因は、タバコだけではありませんが、タバコを吸われている方は、確かに癌のリスクが高まりますので要注意です。
なかなかタバコを辞められない人は、ニコチン置換療法と言いまして、ニコチンパッチなどを使うのですが、公的医療保険が適用されています。
一度、医師と相談しながらの禁煙になりますが、この方法だと、だいたい1ヶ月くらいで禁煙に成功するみたいです^^
タバコやストレスなど、身近な危険因子をなくして、健康をとり戻したいものです。
スポンサードリンク
▲ページのTOPに戻る
関連記事
その他