リンパ腺の痛み
体の中に、細菌やウイルスが侵入してくると、これらの侵入を、できる限り、食い止めようとする働きがあります。ここで重要な働きをするのがリンパ節です!
リンパ節とは?
体の中を流れている血管とは別に、それよりも細い管があるのですが、その中をリンパ液が流れて、血液と同じく体の中を循環しています。
また、リンパ管の道中には、リンパ節というものがあり、外から侵入してきた細菌やウイルスなどが、体中を循環しないように、まるでダムのような働きをします!
ダムのようになって、せき止めているリンパ節は、やがて・・・・
リンパ節の腫れや痛み??
となって、現れるわけですスポンサードリンク
このリンパ節の腫れや痛みは、防衛反応の一種で、細菌類から体を守るボディガードみたいなものです。
リンパ節の腫れや痛みは、実に不快な症状の一つですが、体の中には、沢山のリンパ節があり、いざという時に活躍します。
普段は、皮膚の上からさわっても全く分からないリンパ節ですが・・・
例えば、風邪などを引いて、ウイルスや細菌に感染し、それらに打ち勝とうと闘い終戦した後に、リンパが腫れてきます。
このような炎症による、リンパ節の腫れも、しばらくすれば痛みも引きますが、腫れというか、しこりのような膨らみが取れるのは、それからさらに数カ月後です。
炎症で出来たリンパのしこりは、完全に消えるまでは時間がかかります。よって、リンパ節の腫れに気がつかないまま、ある日突然、リンパ節のしこりに触れたのであれば、
それは、いつのリンパの腫れなのか?を決定づけるのは難しいですし、急に見つけたら不安にもなりますよネ
私も、首にリンパ節の腫れ(しこり)ができた事があります。いつからある、しこりなのか分からず悪い病気なのでは?と心配になった事があります。
首のリンパの腫れ?と言っても、当時何科を受診して良いか分かりませんでした。
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取り合えず、大きな総合病院なら間違いないだろう?と思い受付で症状を話したら・・・
受付の人は・・・内科かな?それとも耳鼻科かな?とずいぶん曖昧な事を言われたのを覚えています。
結局のところ自分で、いろいろ調べた結果、首のリンパ節系は、甲状腺科だと言う事が分かりました。
もちろん総合病院には、甲状腺科はありませんでしたので、空振りに終わり終了!!!
そこで、甲状腺専門の病院を探して、エコーをしたり、首にあるしこり?部分の組織を針で少し取って、組織検査をしたりしました。
1週間後に検査の結果がでましたが、良性のものでした。リンパ節に痛みを伴う場合は、ほとんどのものが炎症によるリンパ節の腫れが原因です。
痛みのあるリンパ節の腫れは、生理的なリンパ節の腫れなので、特に心配はいりません。
逆に痛みのない、リンパ節のしこりは、中には悪性のものありますので、なかなかしこりが消えない?など心配な場合は、一度甲状腺科を受診し、精密検査をしてもらう事で安心できるかと思います。
仮に悪性のものでも、甲状腺癌は放射線治療など、抜群に効果を発揮しやすいようですので、生存率も高く、私の友人は悪性リンパ腫と診断され、10年経過しましたが、今でもピンピンしていますし、とても元気です。
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