歯肉からの出血?が気になったら
歯肉の炎症や、口内での病気、骨髄や血液の病気などが原因で・・・歯肉から出血しやすくなります
歯肉膿瘍
歯垢や歯石の中にいる細菌が、歯肉に感染する事で発症します。
歯肉が化膿し、腫れた歯肉部分は、ふれると痛みを感じ、歯肉出血したり膿が出る、口臭などの症状を伴います。
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歯肉炎
歯肉が赤く腫れて、歯を磨いたり、リンゴなど硬い物をかじった時などに、歯肉から出血して痛みや出血、口臭を伴います。
歯周炎
口の中にいる細菌が増殖してできる、歯垢が原因となります。歯と歯肉の間にたまった、歯垢の中にいる細菌が有害な物質を出す事で、歯肉が炎症を起こします。
進行すると、歯肉の間に隙間ができて歯周ポケットができ、この歯周ポケットで、さらに細菌が増殖し歯肉出血や口臭を伴う事もあります。
肝硬変
肝炎のウイルス感染が主な原因で、肝炎が長びく事により、肝細胞が破壊され、繊維化する事で肝臓が硬くなる病気です。
黄疸やむくみ、腹水、歯肉から出血、鼻血などの症状を伴う事もあり、中には意識障害を起こす場合もあります。
急性白血病
血球の元になる、細胞の発育不全が原因で、発育不全の細胞が癌化し増えてしまう病気です。
倦怠感や動悸、また鼻血や歯肉出血など、血が止まりにくくなるなどの症状がでて、感染症にもかかりやすくなります。
顔面蒼白、リンパ節が腫れたり関節痛や熱がでる場合もあります。
多発性骨髄腫
癌化した細胞が、骨ずい内で周囲の骨を破壊しながら増殖するので、背中や腰に痛みを感じたり、骨折しやすくなります。
倦怠感や動悸、貧血症状や、歯肉出血や鼻血など、出血しやすくなるなどの症状を伴います。
血友病
赤ちゃんの頃から症状はあり、少しの怪我でも血が止まりにくくなり皮膚や関節、内臓に至るまで出血します。
成長にともない関節や筋肉の出血、歯肉出血などの頻度が高くなります。
これを繰り返す事で、関節が変形したり、手足などの関節を曲げたり、伸ばしたりなどが出来なくなる事もあります。
再生不良性貧血
骨髄の障害が原因で白血球、赤血球、血小板などが、充分に作られなくなる事が原因で、息切れ動悸、顔面蒼白、歯肉出血や鼻血など出血しやすくなり、また感染症にかかりやすくなるなどの症状でます。
血小板減少性紫斑病
血小板に対する自己抗体ができる事が原因で、血小板が破壊されて、数が減ってしまう病気です。
血小板が減ってしまう事で、血が出やすくなり皮膚に紫斑ができるようになります。また鼻血も出やすくなります。
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