おしっこの色がおかしい?血が混ざる?
おしっこが、ピンク色?だったり、赤い?(◎△◎;)などの・・・血尿(尿に血が混ざる?)
を伴う病気として考えられるのは・・・・まず腎臓や、前立腺の腫瘍や炎症、また膀胱からの細菌感染が引きがねとなったりします。膀胱の炎症が悪化することで、尿の色がへん?だなと感じる事もあります。場合によっては、違う病気を発症させてしまう場合もあります。
腎梗塞
腎臓の両方、もしくは片方の動脈に血栓がたまる事で、上腹部や腰、脇腹に激しい痛みを伴います。
寒気がしたり、血尿(おしっこの色がへん?)、嘔吐、発熱などを伴う事もあります。
遊走腎
腎臓は、他の臓器と違い体内でしっかりと固定されていません。その為に、健康な人でも数センチは下へ垂れ下がる事はあります。
しかし遊走腎になると、それ以上に下がる事で、本来の位置から下がり続け骨盤の位置くらいにまで下がってきます。
そのために、長い時間立ち続けたりすると、腰や脇腹の鈍痛や、胃の痛み、嘔吐下痢などや血尿頻尿、たんぱく尿など、さまざまな症状が現れてきます。
前立腺がん
前立腺にできる癌で、排尿管や尿が出にくい、細くなる、排尿時の痛み、頻尿や尿に血が混ざる?などの症状が出ます。
子宮内膜炎
本来に子宮内膜にしかない組織が、子宮以外にもできる病気で、膿のような、おりものが増えお腹の痛みや不快感を感じ、オシッコの色が変?血尿がでる事もあります。
分娩後に発症する場合もあり、その場合が高熱や不正出血、子宮の圧迫痛などの症状がでます。
血友病
血液の強固因子に異常があり、ケガなどをした後など、血が止まりにくくなったり、皮膚の下や関節、内臓までもが出血します。
腎臓結石
尿中のカルシウムなどが結石になり、腎盂や腎杯、尿管などに滞ることで発症します。
腰や脇腹、下腹部などに鈍痛を生じたり、頻尿や血尿を伴う事もあります。
ウィルムス腫瘍
お腹のあたりにしこりが出来て、お腹の痛みや血尿を伴う事もある、腎臓にできる腫瘍の事を言います。
急性腎炎
目のまわりなどに、むくみが見られます。血尿が出たり、発熱や吐き気、血圧が上がる事もありますが、何も自覚症状が見られない場合もあるようです。
慢性腎炎
むくみや血尿、血圧上昇、発熱や吐き気などが、長期間続きますが、急性腎炎と同じく、自覚症状がない場合もあります。
急性腎不全
オシッコの出が悪くなったり、顔のむくみや倦怠感がでます。進行すると頭が重く感じたり、吐き気や動悸息切れ、または意識障害を伴う場合もあります。
膀胱炎
膀胱からの細菌感染が原因で、排尿時の痛みや灼熱感、血尿や頻尿になったり残尿感もあります。
膀胱がん
膀胱にできる癌で、頻尿感や尿意圧迫、排尿時の痛みを感じたり血尿がでる場合もあります。
尿道炎
尿道に細菌が感染し炎症を起こします。排尿時の痛みや灼熱感、血尿などがでる事もある、女性はおりものの量が増えます。
腎外傷
事故などの外傷で、下腹部などを強く強打した後などに、強い腰痛や血尿がでます、痛みはだんだん増し血圧低下もみられます。
急性前立腺炎
尿道の細菌感染が原因で、前立腺が肥大し尿道を圧迫する事で、さまざまな排尿障害がでます。
オシッコの勢いが無くなったり、排尿に時間がかかったり、夜間頻尿が多くなり残尿感や血尿などの症状がでる事もあります。
IgA腎症
風邪や胃腸炎などにかかった後などに、血尿やたんぱく尿がでますが、それ以前の自覚症状は特にないので発見されずらい病気です。
何らかの抗原が体内に入り、その抗体としてIgAが過剰に作られて発症します。
多発性嚢胞腎
そのほとんどが、先天性の染色体異常が原因で、胎児の頃に、腎臓障害が起き嚢胞ができる病気です。腰痛や背中の痛みや血尿などの症状がでます。
腎盂腎炎
膀胱からの細菌感染で、尿管を通って腎盂にまで感染し、激しい炎症を起こす事が原因です。
急性のものは、寒気を感じ発熱します。腰や背中、脇腹などに鈍痛を感じ、吐き気や嘔吐、膀胱炎のような排尿時の痛みを感じたり、頻尿や血尿などの症状がでます。
播種性血管内凝固症候群
何らかの原因で血液が、固まりやすくなるために、全身の血管に、血栓ができやすくなります。
このような血流障害で、腎不全を起こしたり、血が止まりにくくなる、紫の斑点や下血、血尿などの症状がでる事もあります。