気になる大腸炎の種類
現代の厳しいストレス環境化で・・・大腸炎の種類??
も多様化し、凄い勢いで急増しています。さまざまな大腸の炎症は、ストレスから来るものも多く深刻です。大腸とは、長さで言うと1~2メートルあり小腸に続いています。小腸で栄養分を吸収し、その残りカスが大腸へと運ばれていきます。
この大腸内には、大腸菌や乳酸菌を始めとする無数の細菌類がいて、さまざまな病気を発症させます。
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大きく善玉菌と悪玉菌に分けられ、常に勢力争いを続けています。このどちらかが優勢かにより、腸内環境が決まります。
善玉菌は体内に侵入したウイルスや、細菌から身を守ってくれるいわばスーパーマン的存在です。
きちんと食物繊維も摂れていて、善玉菌が優勢なうちは、理想なウンコがでて腸内環境は安心といえます。
しかし悪玉菌が優勢になったとたん、腸内で腐敗が進み有害な毒素を発生させ、大腸の動きをいちじるしく低下させます。
大腸の炎症性疾患や大腸癌なども、そのひとつです。その他には下記のような大腸の病気が存在します、
★感染性腸炎
細菌の感染によるもので、赤痢、サルモネラ、腸炎ビブリオ、病原大腸菌、カンピロバクター、クレブシュラなどにより、大腸に炎症がおこります。
急に下痢をしたり、お腹が痛くなったり悪心、嘔吐、発熱、血便などの症状がでます。
★抗生物質起因性腸炎
ペニシリン系やセファロスポリン系、リンユマイシン、クリンダマイシン等の抗生物質の使用によって、クロストリジウム、デフィサイルなどを始めとする菌が異常増殖してしまって、大腸の炎症をおこします。
下痢をしたり、お腹が痛くなったり高熱や下血などの症状がでます。
★虚血性大腸炎
大腸機能が低下した高齢者に多く、大腸が閉塞して血流障害がおきます。症状には、個人差がありますが突然お腹が痛くなったり、下血や下痢などをひきおこします。
★孤立性直腸潰瘍
排便する時にイキむ事によって、直腸粘膜の脱出と虚血がおきます。症状としては、粘血便がでます。
★憩室炎
大腸憩室症による憩室内の炎症です。お腹が痛くなったり便通異常、出血、腹部ぼうまん感を感じたりします。
★潰瘍性大腸炎
原因不明の難病に指定されており、粘血便と下痢などの症状があります。炎症は、大腸全体に及ぶものまであり、時間の経過とともに癌化する可能性もあります。
★クローン病
原因不明の難病に指定されており、お腹の痛みや下痢などの症状がでます。
大腸や小腸に穴があいて、腸と腸がトンネルでつながる事もあります。また大腸以外にも炎症が起こるのが、クローン病の特徴です。
★腸結核
大腸の検査で、たまたま見つかったりします。お腹の痛くなったり体重が減ったり、疲れ易くなったりします。しかし、これといった症状がないので、そのまま見過ごす事が多いようです。
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