大腸憩室症
大腸の外側に小さな袋(憩室)が突きだしてできる病気の事を・・・大腸憩室症??
と言います。そして、この憩室が大腸の粘膜に、たくさん出来てしまいます。大腸憩室症は、ほとんど自覚症状がないですが、合併症には注意が必要です。
大腸憩室症になってしまう原因として、一番多いのは、大腸の老化で、大腸の壁がもろくなる事が考えられます。ほんの少しの圧力でも、腸が外側に押されてしまうので、小さな袋のようになって憩室ができてしまう感じですね(汗)
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また、大腸憩室症になる人は、増えているようですね^^;その理由として、食物繊維の少ない食事(肉類)などを多く摂るようになったことも、大腸憩室症の病気が多くなった原因のようです。
このような、食物繊維が不足してしまうと、便秘を招きいれます。ウンチを何とか押し出そう!とする腸の蠕動運動が、とても悪くなってしまう傾向があるからです。
その結果として、大腸内で圧力がかかりやすくなります。すると、弱くなった腸壁は、圧力で外に押し出され、憩室ができるリスクも、どんどん増してしまいます。
大腸憩室症は、年齢とともに発症しやすくなりますので、予防としては、腸内環境を整え、腸内の動きを活性化させておく事が大切ですね。
りんごなどには、食物繊維が多いですし、下痢にも便秘にも効果的で、さらに、お腹のお掃除にも向いていますので、そのままでも良いですが、ヨーグルトなどに入れて食べても良いですね^^
この病気は、本人が自覚できるような症状は、ほとんどないです^^;また、無症状のままの事が多く、偶然受けた検査などで見つかる感じですね^^
大腸憩室炎とは?
大腸憩室炎とは、大腸憩室症の合併症です。
憩室じたいは、あっても、大きな問題はないですが、憩室の中に、硬い大便が入りこんで、中には炎症を引き起こす事もあります。
炎症を起こすと、腹痛や発熱などの症状が出てきます。このように炎症を起こしたり、万が一ですが、そのまま悪化し、炎症がその周囲にまで広がってしまうと腹膜炎を起こす事もあります。これが、合併症にあたりますね。
仮に今は自覚症状がない場合でも、便秘がちな人は便秘を解消して、硬い大便にならないよう食生活を改善しましょう。
突然の出血?
特にお腹が痛い?と言うわけではなく、突然、鮮血または赤黒い出血を多量にあった場合には、大腸憩室出血が疑われます。
お年寄りの方や、解熱薬、または、抗血栓剤などを服用されている方に起こりやすくなります。内視鏡の検査で確認ができます。
ただし、出血直後であれば良いのですが、検査時に、もうすでに出血が止まっている場合は、特定しづらくなります。病院によっては、予約で結構待たされますからね(汗)
とは言え、忘れた頃に、またこのような出血がある場合も中にはあります。その時は、この病気の事も視野に入れ、再度検査を受けるようにしましょう。
まれにではありますが、輸血が必要になるほど、大量に出血する場合もありますので、一度でも大腸憩室血を診断された事がある方は、定期的に検査しつつ、長い目で経過をみていきましょう。
また最近では、内視鏡で出血している所を、クリップみたいなもので止血できるようですね^^必要に応じて、病変のある部分を切除する事もあるようです。
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