大腸ポリープの大きさと癌比率

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大腸ポリープの大きさ

癌化しているか癌化していないか?の一つの目安として・・・・

大腸ポリープの大きさ??

があります。それは、大腸ポリープの大きさと、そのポリープが癌に移行する、癌比率には、実は密接な関係があるからです。

例えば、例をあげるとするならば、4ミリ以下のポリープの癌化率だと、0.1%くらいで、これが5~9ミリになると、10%になります。

10~19ミリになると、30%に増え20~29ミリでは50%の確率で、癌に移行している可能性が高くなります。



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しかし、だからと言って心配することはありません。上記くらいの大きさのポリープの場合は、例え最悪ポリープが癌化していたとしても、そのほとんどのポリープは、まだ皮膚の粘膜内に留まっているからです。

この場合は、できていたポリープを切除するだけで、完治が可能になります。

しかしこれが3cmを超えてくると、逆に進行癌の可能性が大幅に増えてきます。

大腸ポリープの治療は、内視鏡の先端から金属の輪になったものを出して、ポリープに引っ掛けて締め付けた状態で、高周波の電流を流して焼くことにより、ポリープを切除するといった方法です。

切除したポリープは、病理検査にまわされ、良性なのか悪性なのかを調べます。もし悪性だった場合は癌が、どの範囲まで進んでいるのかを調べます。

癌の進行は、各ステージごとに分類されます。もし切除したポリープが癌化していたとしても、皮膚の粘膜内に留まっていれば、とりあえずは、ここで治療は終了することになります。

しかし、皮膚の粘膜下層まで達している場合だと、癌の進行具合にもよりますがリンパ節まで、転移している可能性もありますので外科的手術をすることになってきます。

それと大腸の壁は、非常に薄く胃の壁の5分の1程度の厚みしかないので手術も慎重に行なわれます。

腫瘍を焼いて切除するときに、ここで電流を流し過ぎてしまうと簡単に穴があいてしまうからです。

逆に流す電流が弱くても、切除するときに出血してしまうこともありますので、医師の技量が大変重要なのです。

内視鏡検査よる切除は、経験豊富な専門医のもとで行なった方が安心です。すべては医師の腕しだいですネ

それと腫瘍を切除した後は、無理な運動やハードな仕事は絶対に控えて下さいネ・・・ここで無理をしてしまうと腸に穴?があいてしまいかねません

腸に穴が開いてしまうことを、穿孔といいますが万が一、腸に穴が開いてしまうと、入院が必要になってしまいます。入院による治療で、症状が改善されない場合は、最悪また手術する事になります。

腸に穴が開いてしまう合併症は、大腸ポリープの大きさとも関係してきます。



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9ミリ以下のポリープならば、腸に穴があってしまうと言った合併症が起こるなんて事は、ほぼありません。

だいたい、10ミリ~19ミリで10%くらい、2cm以上では20%くらい確率で、何らかの合併症が起きる可能性が出てきてしまいます。

こんなリスクを背負ってしまう前に、いかに早期発見し早めに治療すると言うことが、とても重要になってきます。

過去にポリープがあった人も、なかった人も年に一度は、内視鏡検査を受けて、大腸癌のリスクをゼロにしていきたいものです。

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