胃がんの手術のながれ

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胃がんの手術!切除の範囲


早期のガンで、癌が胃の粘膜の表面に留まっていて、癌の大きさも2cm以内の癌であれば、特にお腹を切らなくても内視鏡による切除でOKな場合もあります。

ガンが2cm以内であれば、内視鏡下での切除のみで癌が転移する事はほとんどないからです。

そして、切除した細胞を病理検査にまわして、ガン細胞を全部、取り除けたかどうかを確認します。



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ただ、癌がいくら2cm以内であっても、内視鏡では見えにくい場所に癌があったり、内視鏡手術だけでは技術的に無理がある場合は、例え2cm以内の癌であろうと回復手術になります。

後は、早期がんではあるものの内視鏡下では取り切れない癌に対して、腹腔鏡を使う場合があります。

内視鏡は、口から内視鏡を入れるのですが、腹腔鏡はお腹の一部に穴を開けて、そこから内視鏡と器具をいれて癌細胞を取り除く方法になります。

癌の大きさが、2cm以上になると胃の3分の2以上と、その付近のリンパ節を切除する事が一般的で・・・・

胃ガンの手術?

のほとんどが、これにあたります。

しかし、場合によっては上記ほど広範囲に、胃やリンパ節を切除するのではなく、切除する範囲を縮小する場合もあります。

ただ、癌が胃全体にまで広がっている場合は、胃を全摘出する事になります。

それとは逆に、全摘出とまではいかなくても、再発予防のために少し範囲を広げて、切除する場合も中にはあります。

また、広範囲に切除しないと癌が取りきれない場合などには、胃の全摘だけに留まらず、胃以外の膵臓や脾臓、大腸や肝臓にまで範囲を広げて、切除する事になります。

切除する範囲が広ければ広いほど、手術にかかる時間や術後の回復までの時間を要します。また同時に、術後の合併症などのリスクも伴ってきます。

癌の進行具合によって、切除する範囲が変わってきます。後は、胃癌の手術を受けられる方が、高齢な場合や手術に相当な危険が伴うと判断された場合などは、2cm以上の癌でも内視鏡を使う場合も、中にはあるようです。

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