胃の切除または胃全摘出
早期癌の場合は・・・・胃の切除??
はしないで内視鏡下での手術になります。しかし、内視鏡カメラで取りきれない場合には、お腹の一部に、腹腔鏡と器具が入る小さな穴をあけて、癌細胞を切り取る腹腔鏡手術があります。
早期癌でも、癌の進行が胃の粘膜内に留まっていて、他への転移がない事が条件になります。その他に、癌の大きさなど一定の条件を満たした場合のみ、行われる手術になります。
この手術法は、体への負担も少なく済み、手術の後も目立たないのが特徴です。
内視鏡でも、腹腔鏡でも取りきれないと判断された癌は、開腹して胃の切除術が行われます。
胃の切除は、大きく3種類に分かれています。
縮小手術
①まず胃の、ごく一部だけを切除して、念の為にリンパ節の切除も小さな範囲で行われる手術です。これは、癌がまだ小さくリンパ節への転移は見られない場合です。
定型手術
②ごく一般の手術で、胃の3分の2を切除します。早期の癌でもリンパ節にまで転移している可能性もあるので、これも念の為、周囲のリンパ節も綺麗に除去する手術になり、早期の癌のほとんどは、この方法に当てはまります。
拡大手術(胃全摘出)
③胃の全摘出して、さらに広範囲のリンパ節も切除します。必要に応じて、隣接している大腸や膵臓、十二指腸なども切除する場合もあります。
これは、癌が進行してリンパ節や、他への転移が見られる場合に行われます。
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