慢性胃炎の不快症状とは?

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長引く胃の不快感を何とかしたい

あまり、症状がない事の方が多いようではありますが、慢性的に食べた後に、胃がムカムカしたり、胃のもたれなど、特にお腹がすいた時や、夜間に胸焼けなどの症状が一緒にでる事もあり、いつまでも長引く胃の不快感が続きます。

食べ物が、胃に入ってくると、胃の右上が風船のようにふくらみ、食べ物を入れるスペースを作ります。その後は、唾液と一緒に攪拌された食べ物は、さらに胃の中から分泌される胃酸により、消化され十二指腸へと送られます。

胃は、こうして、私達が食べた食べ物を、1日に幾度となく消化吸収し、生命を維持しています。生きていく上で、必要不可欠な大切な役割をしているのが分かります。

胃には、心が宿っている???とか、感情の共鳴板?????
などと言われる事もあるようですが、確かに、心と胃はつながっているように思えます。

精神的なストレス感情や、私達が普段何気に食べている食べ物の刺激などにも、日々影響を受け疲れてしまう事もあるかもしれません。そんな時は、上記のような、胃のムカムカ感、キリキリした痛みや、胃のもたれや胸焼けなどの症状としてあらわれます。

これは、胃が発するトラブルのサインであり、あまり無理させては、病気になってしまいます。

では、胃炎には、急性胃炎と慢性胃炎がありますが、いったい、どのような病気の事を指すのでしょうか?

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急性胃炎とは?
過度なストレスや、あるいはお酒の飲み過ぎ、過食、せっかち食いなどの原因があってから、数時間、もしくは数日の間に、さまざまな不快症状が現れてきます。

強い腹痛や血を吐く?などの症状が出る事もあります。しかし、急性胃炎の場合は、その胃炎の原因がなくなれば、すぐに胃の不快症状は緩和され、元通りに回復します。

しかし、このような胃炎の原因となる事が、たびたびを繰り返されると、いずれ慢性胃炎となってしまいます。急性胃炎のうち、明らかな原因があり、それでもって症状が激しく出ているものは、急性胃粘膜病変といわれ、別に取り上げられる事もあるようです。
急性胃炎の種類
★急性外因性胃炎
原因となるものが、外から入ってくるものが多いです。
急性単純性胃炎ほとんどの胃炎がコレ!
食べ物から入ってくる、食品に含まれる科学物質や機械的刺激、温熱&冷感刺激、治療を目的とした薬剤、ストレス、食べ過ぎ、飲み過ぎ、飲酒などが、これに含まれます。

急性腐食性胃炎
強い酸や、アルカリなどの誤飲による場合が多く、胃だけではなく、それな食道や小腸にまで、病変が進行します。大至急、救急外来にて、誤飲物の除去が必要になります。

★急性内因性胃炎
原因が体の中にあります。ごく稀に起こる症状ですが、急性感染性胃炎や、化膿性胃炎がこれにあたります。例えば、他の臓j器や、全身の感染症などの合併症として、胃炎なるケースですが、お子様に多く見られるようです。 急性胃炎の種類は、下記のように、いろいろありますが、その中でも一番多いのは、食べ過ぎや、アルコール、ストレスなど、その胃炎の原因が、はっきりしている、単純性胃炎が多い傾向にあります。

急性胃炎の治療
この場合の治療は、特に必要と言うわけでもないようで、激しい痛みがある!場合には、その症状を緩和するために、痛み止めを飲んだりする事もあります。
痛みの度合いにもよりますが、中には、鎮静剤などの注射が必要になる場合もあります。

慢性胃炎とは?

上記のように、胃が疲れて、ボロボロに傷ついてしまっても、胃には、それを修復する力があります。傷ついても、修復されてしまうので、本来であれば問題ないはずなのです。

しかし、、、、

こんな事が何度も何度も、続いてしまえば、さすがの胃も、ご機嫌を損ねてしまうわけです。ただ、慢性胃炎には、急性の胃炎から、しだいに慢性胃炎に以降するタイプと、最初から慢性??のタイプもあるようなのです。

胃炎のない人を、探すのが難しいほど、何かしら多くの方は胃炎を抱えている!!のが、現状のようです。

確かに、豊かな食文化になり、食べるものには、ほとんど困りません。お腹が空けば、いつでも好きなだけ、大好きな物を食べられます。幸せな時代を生きている!と言えますが、その分リスクもあります。

私達が毎日、口にしている食べ物の中には、熱々過ぎる物から、冷たすぎる物、辛~い物を初め、多量の香辛料、添加物に保存料などの有害物質、各種飲料から冷凍食品、アルコール、多種多様な薬の飲用、など、いろんな物を、常に胃に流し込んでいます。

どうゆう事なの?と言うと、毎日、胃に刺激のある物が、胃を通過している!と言う事です。

さらに、胃は食べ物を消化するために、塩酸とペプシンと言う酵素を分泌しているのですが、消化のために、これらの分泌量が多くなり過ぎても、胃がただれ??てしまうのです。

最近では、消化液の過剰分泌以外に、ピロリ菌感染の問題も指摘されています。ピロリ菌は、幼少期に感染してしまうので、そのまま大人になる頃には、悲しい事に慢性胃炎になっているからです。

ピロリ菌は、胃酸に強いので、一度感染してしまうと、除菌の処置が入るまでは、我が物顔で、そのまま胃に居座わります。長い時を経て、胃に悪さをし、慢性胃炎を引き起こしてしまうのです。

特に、団塊世代の方の感染率が一番多くなっているようです。お心当たりの方は、特に御注意なさって下さい。当てはまらなくても、親から口写しで食べ物をもらっていれば、感染している可能性もあるので、一度検査しておくと安心です。

大人になってから、感染する事はありません。親がピロリ菌を保有した場合は、感染している可能性もあるので、注意しましょう。

胃炎や潰瘍、胃癌が見つかる人のほとんどが、ピロリ菌に感染している事が多い!との事です。 ピロリ菌が、もし原因の場合は、ピロリ菌を、薬で除菌する事になります。

この場合、除菌中に薬を辞めてしまわない事がポイントです。薬を途中で辞めてしまうと、ピロリ菌が薬に対する耐性を作ってしまうので注意しましょう。

胃のただれ???
何らかの炎症で、胃がただれる事があります。胃がただれると言う事は、胃の粘膜が破壊されている?と言う事になります。このような、破壊と修復が繰り返されると、胃の粘膜は、しだいに萎縮してしまいます。

胃の粘膜が萎縮し、胃表面が薄くなってしまうと、胃液の分泌が低下し、消化に問題が出てきます。さらに、胃の運動機能も低下しますので、胃の動きが悪くなる事で、胃もたれのような症状が出てくるわけです。

いつまでも、胃に未消化物がとどまってしまっている状態!と言う事になります。このような、不快症状が出ても、おかしくはありません。

急性胃炎のうちなら、比較的早く完治するのですが、この急性胃炎も繰り返してしまうと、慢性胃炎に発展してしまうので、気がついたら、慢性胃炎ですね・・・と言われてしまうのが現状です。

いかに、胃の炎症を長引かせないか!!これがキモです!!

中には、何も症状がないにも関わらず、慢性胃炎と言われる場合もあります。なぜ??と思いますが、私もこのタイプに入っていました。それは頭痛持ちだったので、痛み止めをかなり長い期間飲んでしまいました。

このような、痛み止めや、血液をサラサラにする系のお薬は、胃を荒らしてしまうのです。本当に、怖いです!自覚のないまま、胃がただれ?慢性胃炎、あげくの果て、胃潰瘍もできてしまいました。

ちなみに、私が飲んでいた頭痛薬は、バファリンです。まさに、あの♫頭痛に●ファリン♫

基本的に、痛み止めには要注意です。とは言え、必要以上に恐れる事はありません。長期服用にならなければ大丈夫です。

慢性胃炎は、急性胃炎のように、その原因がはっきりしない事が多い??とも言われているようですが、ピロリ菌の存在により、慢性胃炎のうち、慢性活動性胃炎と言われるものは、そのほとんどが、ピロリ菌が原因である?と言う事が分かってきたようです。

 慢性胃炎の種類
表面性胃炎
炎症細胞が、粘膜内に浸潤してはいるが、胃の分泌腺の萎縮は見当たらないタイプの事を言います。

萎縮性胃炎
炎症細胞の浸潤がみられ、さらに胃の分泌腺の萎縮が、見て明らかに認められるタイプの事を言います。

肥厚性胃炎
肥厚性胃炎は、比較的稀なようですが、字のごとく胃の粘膜が厚くなる?と言ったタイプです。それにより、胃液や胃酸の分泌が多くなります。

では、慢性胃炎の治療法です。

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慢性胃炎の治療法
胃酸の分泌が、高い場合と低い場合によっては、異なる薬物を使います。このどちらか?を間違うと、逆に症状が重くなってしまうので、注意が必要です。医者の知識が問われる部分です。

たいした説明もなく、まぁ、、取りあえず、これを飲んで様子をみましょう!と言う医者、には要注意です。自分を守るのは、自分です。

原因が、
胃酸が多い場合
アルコールや、酸っぱい物は、できるだけ避けましょう。ミルクは、胃の粘膜を、胃酸過多による刺激から守ってくれますので、積極的に飲むと効果的です。

薬は、胃酸の分泌を抑える薬や、胃の粘膜を保護する薬などを、服用しながら様子をみく事になります。

胃酸が低い場合
軽い刺激物程度なら、特に避ける必要もありません。胃酸が少ない場合は、胃の動きが悪くなっている傾向もあります。胃の運動機能を調整する薬や、消化剤などを使い、胃の消化を助ける薬が処方されます。

あと、、
慢性胃炎の方は、ストレスには、充分注意しましょう。ストレスの影響で、胃酸の分泌に拍車がかかる事があります。長引くストレスには要注意です。ストレスを感じると、胃酸が多く出過ぎてしまい、胃の粘膜を保護する胃粘液も減ってしまいます。

出過ぎた胃酸が、胃の粘膜を刺激し、悪化すると、胃のただれ?につながります。ストレスを感じたら、途中で休憩を入れたり気分転換などをしてストレスを上手に逃がしてあげましょう。

一言メモ
胃の炎症にはトマトが良く効きます!

トマトが赤くなれば、医者が青くなる?と言われるくらいトマトは栄養価が高く、注目されている野菜でもあります。

トマトとジャガイモの絞り汁を半々にして、飲むと胃炎などの不快症状を、和らげてくれる働きがあります。

二日酔いも、トマトを丸かじりする事で緩和されたり、他にも、高血圧や動脈硬化の傾向がある人にも、お勧めです。

また、トマトジュースを口の中に、数分間くらい含んでいるだけで口内炎による炎症や痛みを和らげてくれる作用もあります。

トマトの赤い色は、リコピンと言われるカロテノイドの一種です。

βカロテンと違い、体内でビタミンAに変わる事はありませんが、体内の有害な活性酸素を、取り除いてくれる作用があります。

トマトには、他にも免疫力を高める作用があり、癌などの生活習慣病にも効果があり、とても美味しい野菜なので、積極的に食べて、トマトから元気をもらいましょう^^

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