胃のムカムカ感・むかつき?
胃の働きが低下くると・・・胃のムカムカ感??
や、重苦しいなどの不快感、胃がもたれる?などの症状として出てきます(汗)このような症状があるのに、特に異常はないと言われる人もいれば、実際に胃潰瘍などの、病変がみつかる場合もあります。
胃もたれ、胃のむかつき(むかむか感)の原因
その原因のひとつは、食べたものが、いつまでも胃の中に留まる事によって起こります。
スポンサードリンク
これは、胃の動きに問題があり、食べたものにも影響しますが、その日の体調だったりと、いろいろです。
正常な胃
通常は、食べたものが胃の中に入ってくると、胃の右上部(天井部分)が大きく膨らみます。そうする事で、食べ物を入れるスペースを作っています。
その後、胃でしっかり消化された後に、十二指腸へ移動していきます。
(下記参照)
胃の調子が悪い時
胃の右上(天井部分)が膨らまないので、食べものが、胃で消化する前に、行き場のない未消化の食べ物は、すぐに十二指腸に流れてゆきます。
すると、
未消化の食べ物が、十二指腸を圧迫する事になります。
危機感を感じた、十二指腸は、脳にこれ以上、未消化の食べ物を、こっちに送らないでくれ!と指令を出します。限界を感じた十二指腸は、胃に食べ物を、また送り返そうとします。
胃に、送り返された食べ物は、いつまでも胃の中に停滞する事になり、結果、胃もたれやムカムカ感としてあらわれます。
その他に・・・
良く噛まないで、せっかちな食べ方をする方も、胃もたれには注意しましょう。良く噛まないと、唾液の分泌が少なくなるので、胃の消化液の出も悪くなります。
唾液や胃の消化液で、殺菌や消化がちゃんとされないまま、十二指腸に食べ物が移動すると、胃もたれにつながります。十二指腸では、充分殺菌されていない未消化物の発酵により、腸内PHがグングン上がります。
これにより、十二指腸にガスが充満し、胃もたれやムカムカ感が、さらに加速し悪循環に陥ります。ゆっくり慌てず良く噛んで、食事をするように心がけましょう。
他に、辛い症状の一つでもある胸焼け・・。
胃酸過多の場合や、一時的な胸焼けの場合は、胃酸を中和する働きのある、牛乳を飲む事で胸焼けを軽く効果があります。
胸焼けは、胃酸が過剰に出過ぎることが原因で起こりますが、これは、ストレスで自律神経のバランスが原因で、胃酸が大量に出たりもします。
このように胃もたれの原因は、逆に胃酸が原因になる事でも起こります。例えば、逆流性食道炎は、過剰に出過ぎた胃酸が、行き場をなくし、食道に逆流する事で、食道を傷つけ、炎症を起こしていまう病気です。
胃酸の逆流が長引き、症状が悪化してしまうと、食道の粘膜に食道潰瘍ができ、粘膜が深くえぐれた?ようにだだれてしまいます。胃や十二指腸でできる潰瘍のように、吐血してしまう場合もあります。
これを放置してしまうと、食道癌になるリスクが、とても高くなってしまいます。食道の粘膜が、いつまでも強い胃酸にさらされたままでは、それに絶えかねて、驚く事に食道の粘膜が胃や腸の粘膜??のようになってしまう?のだとか・・。
食道の粘膜を、胃酸から守るためには、こうするしかない!状況にまで追い込まれてしまう?感じでしょうか?
このような状況にまでなってしまうと、癌のリスクがとても高まり、非常に危険です。早めに何らかの対策が必要な、危機せまった状態です。
同じように、胃や腸の粘膜になる?現象は、何も食道だけでなく、胃や腸でも、似たような現象は起こります。
食道や胃、十二指腸の炎症のほとんどは、胃酸が原因と言われています。
胸焼けの他に、胃の痛みや吐血、下血、黒いウンチがでるなどの症状もみられる場合は、早めに病院で診察して頂きましょう。胃がもたれたり、ムカムカ感の原因を探ってみましょう。
胃がムカムカしたら、ちょっと一息!カルダモンティーです!つらい胸焼けをおさめる!作用があります。
そして、ストレスが多いと、交感神経が優位になり、胃の不調につながります。息を吸うより、吐く息の方を長く!するように意識して、深く長い呼吸をしてみて下さい。
こうする事で、副交感神経が優位になり、心も胃もリラックスします。疲れたら、こんな風に呼吸し、ほっと一息させてあげましょう。
何でもないような事ですが、良く効きます。いつまでも、交感神経が優位のままでは、胃酸が出過ぎてしまいます。
あと、ゲップが出るのか?出ないのか?も大きな手がかりとなります。下記のような症状もある場合は、参考にして下さい^^
まず、
ゲップは出ない(特に気にならない)場合
★ストレスが多いと実感している場合は、ストレスから来る胃炎の可能性が大きいです。
しかし、そのストレスを取り除いても、まだ痛みなどの不快症状が継続するのであれば、他の病気の可能性もありますので、一度診察してもらいましょう。
★女性の方で、妊娠の可能性がある?ような場合には、つわりも考えられますが、まず、何か食べると胸からみぞおちにかけて胃が痛くなるような場合は、食道炎や、食道裂孔ヘルニアの場合もあります。
★ほとんど毎日のように食事をした後は、胃もたれや胸やけなどの不快感がある場合は、胃下垂(胃アトニー)かもしれません。
★胃もたれ、ムカムカ、そして、腹部膨満感や、胃の痛みも伴う場合、急な痛みであれば急性胃炎が考えられますが、ムカムカが長く続く場合は、慢性胃炎へと移行している可能性が大きいです。症状が長引く時は、放置しないで早めに一度診て頂きましょう。
★食べ過ぎたり、お酒を沢山飲んだりした後などに、血を吐く?ような症状があった場合は、マロリーワイス症候群の疑いもあります。
★ムカムカ感や胃もたれが、ずっと続いていて、締め付けられるような痛みも感じるは、狭心症や心筋梗塞の場合もありますので、早めに受診するようにしましょう。
ゲップが良く出る場合
食事の後や、お腹が膨れた後に出るようなゲップは、生理的なものなので特に心配はありませんが・・・
食べた料理とは関係なく、臭いゲップ、もしくは酸っぱいようなゲップが出るような場合は、胃、十二指腸潰瘍、もしくは、胃酸過多症かもしれません。
胃はとてもデリケートな臓器なので、ストレスひとつでも傷つき悲鳴をあげてしまいます。充分にいたわってあげましょう。
スポンサードリンク
▲ページのTOPに戻る
関連記事
■胃の場所(胃腸に効くツボ) ■お腹に優しい食べ物 ■コーヒー(胃に負担をかけない飲み方) ■ストレスとの関係 ■胃管 ■胃がん予防 ■原因 タバコ ■胃癌の進行とステージ ■胃癌検診 ■手術 ■胃がんの初期症状 ■胃潰瘍の治療 ■入院期間 ■診断検査 ■潰瘍の食事 ■入院手術 ■胃潰瘍瘢痕・十二指腸潰瘍瘢痕 ■潰瘍の薬 ■痛みの特徴 ■潰瘍の出血 ■潰瘍の原因症状 ■穴があく?(穿孔) ■ピロリ菌が胃に与える影響 ■潰瘍の自然治癒 ■胃粘膜下腺瘍・十二指腸粘膜下腺瘍 ■料金 ■食事 ■カプセル型のカメラ ■麻酔 ■胃カメラ(口または鼻から入れる) ■胃の切除または胃全摘 ■ポリープ=癌ではない!
スポンサードリンク