ストレスは胃に良くない?
私達の生活の中に、ジワジワと忍び寄り、さまざまな病の原因となるのがストレスです(汗)ストレスは、なぜ?胃に悪いのか?
それは、強いストレスを感じると、それが脳に伝わり脳は胃酸を分泌するように指令を出してしまいます。分泌された胃酸は、胃の粘膜までも溶かしてしまい、そこで炎症が起こります。
ストレスを感じると、胃が痛むのは、この為です。本来、胃液は食べ物を消化する為のもののはずです。
スポンサードリンク
しかし、ストレスの影響で、胃壁を守る為の胃粘膜を自らの胃酸で溶かしてしまうのです。
まだ炎症が、胃表面の粘膜層に留まっていれば、軽い胃炎の部類に入ります。
軽いストレスであれば、自然治癒力の働きで、胃粘膜は修復されます。
ただし、長く強いストレスにさらされたままの胃は、胃粘膜を通り越して、胃壁の組織までも壊していきます。
まるで、胃の壁が削られエグられるかのように、容赦なく組織を溶かしてしまうのです。
こうして、胃壁の組織まで壊れエグられる状態が、胃潰瘍です。当然、胃の痛みも出てきます・・・
軽い炎症や、浅い胃潰瘍ぐらいなら、まだ人間本来が生まれもって備わっている、自然治癒力で完全に治ったりします。
しかし、深い胃潰瘍になってしまうと、市販の薬では治らなくなってしまいます。
深い胃潰瘍になってしまったら、医師と相談しながら治療を始めなくてなりません・・・
人は、常に大きい小さいに関わらず、何らかのストレスを感じながら生きています。
ストレスのない人など、どこにもいません。ストレスによる胃の炎症は、常に胃の中で誰でも日々繰り返されているのです。
しかし、胃炎が悪化=胃潰瘍ではありません。
胃の炎症のまま、胃潰瘍にはならず、慢性胃炎が継続する人もいるからです。
この、やっかいなストレスと上手く向かいあい、強いストレスを長引かせないような工夫が必要なのは確かです^^;
趣味などの気分転換で、ストレスを上手く逃がす工夫をして健康な胃を取り戻したいものですネ。
ストレスは、まさに万病のもと!!!
一言メモ |
グレープフルーツやベルガモット、ペパーミント、ラベンダー、レモン系の香りなどを、お試し下さい^^
これらの精油で、痛みのある胃を中心に、お腹や腸全体を軽くマッサージすると、さらに効果的です。
アロマテラピー効果でリラックスでき、ストレスから来る胃痛には効果的な方法ですネ
また、できるだけ原因となるストレスから解放させてあげる事も大切です。ストレスだけでなく、不規則な生活や睡眠不足も、決して良くありません(汗)
できる限り、原因となるものを取り除き、胃を元気にしてあげたいものですネ
どうぞ、お大事になさって下さいませm(__)m
スポンサードリンク
▲ページのTOPに戻る
関連記事
■胃の場所(胃腸に効くツボ) ■お腹に優しい食べ物 ■コーヒー(胃に負担をかけない飲み方) ■ストレスとの関係 ■胃管 ■胃がん予防 ■原因 タバコ ■胃癌の進行とステージ ■胃癌検診 ■手術 ■胃がんの初期症状 ■胃潰瘍の治療 ■入院期間 ■診断検査 ■潰瘍の食事 ■入院手術 ■胃潰瘍瘢痕・十二指腸潰瘍瘢痕 ■潰瘍の薬 ■痛みの特徴 ■潰瘍の出血 ■潰瘍の原因症状 ■穴があく?(穿孔) ■ピロリ菌が胃に与える影響 ■潰瘍の自然治癒 ■胃粘膜下腺瘍・十二指腸粘膜下腺瘍 ■料金 ■食事 ■カプセル型のカメラ ■麻酔 ■胃カメラ(口または鼻から入れる) ■胃の切除または胃全摘 ■ポリープ=癌ではない!
スポンサードリンク