肝臓に水がたまる病気
肝嚢胞と言われますが、これらは・・・・肝臓に水がたまる?
病気の事を言います。肝臓に、水の入っている風船のようなものができる事は良くありますが、これが数個くらいなら、放置していても問題ありません。
肝臓の、どの部位にでも発症しますが、特に肝臓の右側(肝右葉)の発生率が高いようですが、良性の腫瘤(しゅりゅう)なので特に、大きな心配は入りません。
お腹に水がたまる?腹水とは、また別物です。
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特に、自覚症状もないので、健康診断で偶然に発見される事も多く、超音波検査で確認できます。エコーやCT検査では、肝臓に黒い影として移り込みます。
私の父は、肝臓に影があると言われ、【肝臓に水がたまっている】と言われ、癌ではないと安心していましたが、他の病院に転院した時に、再度調べたら肝臓癌でした。
自分の命を預ける事になるので、私の父のように、病院選びを間違うと、時に命取りになる可能性もある事を強く感じました。
こんな誤診察は、まれかもしれませんが、やはり信頼できる病院できちんと検査してもらった方が安心ですね。それからは、病院選びは、慎重に!するようになりましたね(汗)
お医者様にかかり、肝嚢胞が見つかっても、無症状の場合は、経過観察と言った処置がとられます。
のう胞の成長はとても、遅いですが定期的に検査をし、のう胞が大きくなっていないか?他に異常がないか?などを調べる必要はあります。
良性の腫瘤とは言え、あまり嚢胞が大きくなっては、周囲の組織や臓器を圧迫してきますので、上腹部の痛みや腹部膨満感を感じる事もあります。
のう胞のほとんどは、先天的なもので、肝臓の中に生れつきある風船のような袋です。
肝嚢胞は、のう胞ができる数により、孤立性嚢胞と多発性嚢胞の2つに分類されます。
もしも、多発性肝嚢胞の場合だと、その合併症として、腎臓にも嚢胞ができている場合もあります。合わせて検査し、腎臓に異常がないか?調べます。
もし親近者の方に、同じ肝嚢胞の方がいれば、自分も肝嚢胞ができやすい傾向にあります。
肝嚢胞は、予後も良好なので、無症状で肝機能も正常であれば、定期的な経過観察のみで、後は通常通りの生活をする事ができます。
のう胞が大きくなるまでは、長い時間を要します。治療としては、肝臓に水が溜まり大きくなった嚢胞に、針を刺し、肝臓の中の水を吸い出します。
その後に、エタノールなどを、数回注入しながら、嚢胞を小さくする処置がとられる事もあります。
このように、のう胞が大きくなった場合、のう胞内での出血がある場合、圧迫感を感じる場合、感染症等の合併症がみられる場合は、上記のような治療の対象になる事も考えられます。
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