大腸内視鏡切除後★出血と原因とは

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大腸内視鏡切除後に血が出る場合

大腸ポリープを切除した時に、ごくまれにですが・・・・

切除後の大腸から出血する?

事があります。

しかし、これは経験豊富な医師であれば、その確率は少なくはなりますが全くゼロにする事は不可能なようです。

しかし施術するにあたって、医師がどれだけ経験を踏んできたかはとても重要です。この点でも、熟練した医師のもとでポリープを切除して頂くに越したことはありません。



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ではなぜ、大腸ポリープ切除後に出血してしまうのでしょう。それは電気メスで電気を流してポリープを焼き取るからです。そうしないと切除する時に必ず出血してしまいます。

そしてポリープ切除後、何日か経つと、電気を通して焼いた部分は一時的に潰瘍になり切除時よりも大きな傷になっていきます。

その大きくなった潰瘍部分の近くに、たまたま血管があると、その部分から出血してしまいます。

大腸ポリープ切除後の出血は、だいたい3日後くらいに多いのは、こういった事が理由です。

ごくまれにですが、1週間以上経ってから出血がみられるケースもあるようなので、しばらくは注意されていた方が良いですネ。

もし大腸からの出血が確認された場合は、入院して再度、内視鏡を入れて止血することになります。

できるだけ、大腸からの出血を予防するために、大腸ポリープを切除した傷の部分に、止血クリップで止める場合もあります。

しかし、止血クリップで止血したからと言って、出血を完全に止める事は不可能なので、あくまでもこれは応急処置としてです。

金属性の小さなクリップで、傷を縫う事により出血の危険は10%位に引き下げる事ができます。

この止血クリップは、小さいものです。1ヶ月位すれば、便と一緒に排泄されますので、特に抜糸が必要な訳でもありません。

そのまま、順調に止血できればOKと言うことになります。

内視鏡下で、大腸ポリープを切除する時、事前にポリープ付近に太い血管があるかどうか?までは分からないので、内視鏡切除後の出血を未然に防ぐ事は残念ながら不可能です。

内視鏡切除後は、安静にしてから自宅へ帰れますが、切除後に気をつけなくてはいけないのがアルコールです。

内視鏡切除後に、アルコールを飲んでしまうと出血しやすくなるからです。

上記の理由から、大腸内視鏡切除後の出血は、ごくまれですが現状として経験が豊富な医師でも、避けることは難しいのは、このような事が背景にあるからです。


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