足の痛みを感じたら
気になる足の痛みの原因は、外傷による炎症の場合以外に、血栓が静脈や動脈に詰まり血流不全を起こしている場合、また脊椎や腰痛、太もも、アキレス腱等の炎症や、何らかの原因で下肢の神経を圧迫している事も、足が痛い原因にもなります。足の痛みを伴う病気
異常感覚性大腿神経痛太ももの外側に、痛みやしびれを感じるような事はありませんか?また、それ以外に膝の関節を始め、太ももの内側にまで足の痛みが出る事はありませんか?
もしかしたら、足のちょうど付け根のある靭帯が、太ももの神経を圧迫しているかもしれません。
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たこ・うおのめ
足の裏や指などに、タコやうおのめはありませんか?硬くなった角質を押すと痛みがある場合は、足の痛みにつながる前に治療しておきましょう。
鼠径ヘルニア(脱腸)
太ももの付け根の痛み以外に、吐気やお腹の痛みはありませんか?飛び出た腸が、締め付けられて、血液の流れが悪くなっている可能性もあります。太もものつけ根から、大腸の一部がはみ出してしまっている?かもしれません。
すると、太もものつけ根に痛みを感じる事もあるわけです。飛び出たところは、手でさわると、はみだした部分の腸が確認できます。ただし、腸が飛び出ていても、締め付けによる血流の悪化がない場合は、痛みや本人が自覚できるような症状は、あまり出ないようです。
急性動脈閉鎖症
急に足が痛くなりましたか?それは、しびれを伴うものですか?下肢の動脈に血栓ができてしまうと、血流が上手くいかなくなるために、このような症状が出る事があります。そして、血のめぐりが悪くなるせいで、足が冷たく感じる事もあります。
バージャー病
手の先や足先が、冷たくなったり白っぽくなってはいませんか?また、歩いている時などに、しびれを感じる事はありませんか?
この病気は、歩く事で、しびれを感じても、休憩すると治まります。もしかしたら、血管に炎症が起きている事が原因かもしれません。足に行く血液の流れが悪くなってしまうと、このように手の先や足先が白っぽく、皮膚も冷たくなってしまいます。
そのまま放置してしまうと慢性化してしまい、しびれ以外に、足にも痛みが出るようになりますので、初期のサインを見逃さないようにしましょう。足の色が悪いのは、血行不良のサインです(汗)できるだけ、早めに受診しましょう。
血栓性静脈炎
カテーテルもしくは、静脈注射を、治療のため、ずっと入れたままの状態になってはいませんか?このような状態が長く続くと、血管の内壁に炎症が起きてしまいます。
もし、血管の内壁に炎症が起こってしまい、その部分がつまってしまうと、今度は血液の流れが悪くなってしまいますので、足にも痛みが出てしまう可能性もあります。心あたりのある方は要注意です。一度お医者様と相談してみましょう。
下肢静脈瘤
常に、立ちっぱなしの事が多いですか?ずっと立ったままでいると、どうしても足への血流が悪くなってしまいがちです。また、足の血管が浮き上がったような感じになってはいませんか?
足に行く血液の流れが悪くなると、足がだるくなったり、時に、けいれん?を起こす事もあります。同じ体勢にならないように、たまに屈伸などして、血流が滞るのを防いであげましょう^^
強直性脊椎炎
腰や胴体に近い関節に、痛みやこわばり感はありませんか?しだいに慢性の炎症が起こると、足の痛みが出たり、こわばり感がさらに増し硬直してきます。その症状は、特に朝や夜に強く出やすいようです。中には、首が痛んだり、倦怠感や発熱を伴う事もあります。
坐骨神経痛
太ももの後ろであったり、ふくらはぎ、足首、踵などに痛みを感じていませんか?特に、前かがみの姿勢になると、痛みがでやすくなりますか?
このような症状がある場合は、坐骨神経が圧迫され、それにより足の痛みが出てきているのかもしれません。また、中には咳やくしゃみなどが、この病気の、痛みの引き金になる場合もあるようです。
腰椎椎間板ヘルニア
足以外に、激しい腰の痛みはありませんか?中には、しびれを感じる事もあるようです。他の症状として、背骨を構成している骨と骨の間には、衝撃を緩和したり動きを滑らかにするための、クッションのようなものがあります。これは椎間板と言われるものですが、車で言うサスペンションのようなものですね。これがないと、地面や外部から受ける衝撃を、そのまま受けてしまいます。人間の体は本当に良くできていますね。ところが、この椎間板がすり減ってしまい、つぶれた部分が後ろにはみ出してしまう事があります。そのために、神経が圧迫されてしまいます。腰の神経は足にもつながっていますからね。その痛みは、腰だけでなく足の方にも、シビレを伴う痛みが出てきてしまいます。あと、もう一つ、歩いている時に、何だかつまづきやすくなった?と感じていませんか?そのようなサインも、重要なシグナル!ですので見逃さないようにしましょう。
腰部脊椎管狭窄症
その足の痛みは、休憩すると落ち着きませんか?そして、また歩きだすと、足の痛みやしびれ感が増しませんか?そして、前かがみになると、少し楽になるなら、要注意です。
背骨には、脊髄の通る道でもある、脊柱管と言われる筒状の管があります。(下記参照)
この脊柱管には、たくさんの神経が通っていて、それは足の方へとつながっています。腰の病気なのに、足にも痛みが出るのはこの為です。脊椎管の老化であったり、椎間板ヘルニアなどが引き金になります。老化は止められませんが、ヘルニアのある人は要注意ですね(汗)
腰椎分離症
腰の痛みが慢性化してはいませんか?さらに、、こわばり感や、しびれなども出ているようなら要注意です。腰椎内の関節内部が疲労骨折してしまうと、このような症状が出てきます。
変形性股関節症
体を動かし始めると、足が痛くなりませんか?特に、立つ時や座る時、階段など、膝を大きく動かすような動作時に痛みが強くなりませんか?
そのような症状があるのであれば、床に座るより、イスの方が楽かもしれませんね^^太ももの付け根の軟骨が、年をとると同時に、すり減ってしまう事が原因で起こります。
特発性大腿骨頭無腐性壊死症
足の付け根の関節部分に、激しい痛みはありませんか?関節の動きが悪くなったり、足のしびれや腰痛、膝の痛みを生じる事もあります。太ももに、充分な酸素や栄養が送られなくなる事が原因で骨が壊死してしまいます。このような症状が出たら、早めに対処しましょう。
大腿骨内顆骨壊死症
膝の内側が突然、痛み出したりしませんでしたか?その痛みは、おもに夜間が多かったですか?大腿骨に行く、血液の流れが悪くなってしまうと、骨の一部が壊死してしまうので、このような症状が出てきます。
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