胃や十二指腸が痛い？
日常のストレスや不安など、取り巻く環境により人それぞれですが、私達は、常に大きい小さいにかかわらずストレスを感じながら生活しています。ストレスは、脳から伝わり各消化器官にまで、悪い影響を与える、やっかい者です。
ストレスがかかると、脳は胃に胃酸を沢山出すように指令します。胃酸は本来、食べ物を消化する為のものなんですが、空腹時に、ストレスで胃酸がたくさん出てしまうと、自らの胃酸で胃の粘膜を溶かしてしまいます。
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短時間のストレスなら、多少・・胃が炎症を起こしても自然に治る事が多いのですが、長時間のストレスは要注意です。
ストレスを抱えると、胃が痛くなるのはこの為です。
胃潰瘍と十二指腸潰瘍の痛みには特徴？
があります。★胃潰瘍の痛みは・・・
食後に痛みやすい傾向があります。痛む場所は、みぞおちから左にかけて痛む事が多いようです。黒いタールコール状のウンチが出たら要注意ですので、早めに受診しましょう。
★十二指腸潰瘍の痛みは・・・
お腹がペコペコになった空腹時や、特に早朝の空腹時に痛みを強く感じる傾向があります。痛む場所は、みぞおちから右にかけて痛む事が多いようです。
どのタイミングで痛くなるか？とか痛む場所により、ある程度、推測する事はできます。
十二指腸潰瘍や、胃の幽門付近に潰瘍ができた場合は、ゲップが多くでるなどの症状も伴います。
胃や十二指腸は、少しくらいの痛みだと、そのまま放置してしまいがちですが、胃炎は慢性胃炎に・・・
そして胃の粘膜を通りこして、組織を壊しながらエグられてしまうのが潰瘍です。（胃炎が悪化したものが、潰瘍と言う訳ではありません）
胃炎が、胃潰瘍に変化する場合も時にありますが、胃炎がずっとそのまま、慢性胃炎のまま続く場合もあるからです。
まれに、胃や十二指腸にできた潰瘍の穿孔から、腹膜炎を起こす場合があります。とても危険な状態で、激しい腹痛を伴います。この場合は大至急、病院に搬送しましょう。
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