劇症肝炎について
肝細胞の破壊が、短期間の間に進んでしまう・・・・劇症肝炎??
は、症状が出たら、すぐに病院で処置する必要があります。劇症肝炎を発症すると、肝臓の機能が、あっと言う間に阻害され、肝不全に陥る事もあり、とても危険な状態になります。
劇症肝炎になった時の症状経過は・・・
食欲がなくなり、熱がでて、それ以外には吐き気や、体のだるさ、黄疸症状などがでます。さらに症状が悪化すると肝性脳症になり、意識障害がでるようになってきます。
スポンサードリンク
このように・・・
何かしら前兆はあります!本人が気がつかない場合もあるかもしれませんので、周囲が気がつけてあげる事も重要ですね。
劇症肝炎に関わらず、病気は早期に見つけ、早めに治療する事が大切です。
このように、肝臓の病気は、まず食欲不振や倦怠感と言った症状から始まる事が多いのです。
わずかな兆候も、見逃さないようにする事が、肝臓の病気を発見し、大切な人を守る事につながります。
劇症肝炎は、上記のような症状をたどり、重症の場合は、大切な人が、生命の危険にさらされる事もある怖い病気なのです。
劇症肝炎の、これらの原因は、主にA型肝炎ウイルスや、B型肝炎ウイルスの場合が多く、他には薬が原因となり引き起こされます。
肝性脳症を発症すると、ボーっとしてしまったり、気分が落ち込み、抗うつ状態になります。
この症状が、だんだん酷くなると物忘れをしたり、その場の
状況に合わないような異常が行動が見られるようになります。
さらに悪化すると、意識が低下し昏睡しているものの、興奮気味に・・・しかし、痛みの感覚はまだあります。
やがて完全に意識を失い昏睡状態に陥り、やがて痛み等も感じなくなります。
大切な人が、もし、このような前兆が現れたら、もう迷っている暇はありません。大至急、救急車などを呼ぶなりして、病院に搬送して下さい。
肝臓の治療には、人工肝補助を使って、体内にたまった中毒性物質の除去します。そして、不足した凝固因子などを補充して、肝性脳症の改善と肝細胞を再生させる為の治療が行われます。
同時に、合併症を防ぐ必要にあるので、原因となるウイルスに対し、抗ウイルス療法も行われます。
肝臓は、生きていく上で重要な役割をしているのも関わらず、何か問題を抱えても、黙って働き続けてしまいます。
これが、頑張りやさんの肝臓の特徴なんですね。この特徴が災いして、気がついた時には、症状が思ったより悪化している事も少なくありません。
沈黙の臓器とも言われていますからね・・・そんな症状が、なかなか出ない肝臓ですが、血液検査をするだけでも、今の肝臓の健康状態を、あるていど把握する事ができます。
肝臓は異常が出ると、血液の数値に異常が現れるからです。肝機能が心配な人は、マメに血液検査を受けるだけでも、良い早期発見につながります。^^
他の肝臓の病気
■脂肪肝 ■NASH(非アルコール性肝障害) ■ウイルス性肝炎(A型・B型・C型) ■肝のう瘍 ■肝臓のう胞 ■肝血管腫 ■肝硬変 ■アルコール性肝障害 ■薬物性肝障害 ■アレルギー性肝疾患 ■劇症肝炎 ■自己免疫肝疾患 ■肝内結石 ■肝臓癌の症状 ■肝臓癌の治療 ■癌の転移と再発
スポンサードリンク
▲ページのTOPに戻る
関連記事
肝臓病は、1日3回の食事療法が基本です。必須不可欠な栄養素や、避けるべき食品とは?
肝機能を高めたり、肝臓の炎症、解毒作用、黄疸、むくみ、腹水を取る効果のある食べ物!などが分かります!!
スポンサードリンク