肝臓にいい食べ物とは?

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肝臓に良い食べ物


とっても働き者の肝臓を、日々の食事で元気にしてあげましょう○^^○まず、肝臓にいい食べ物として、まず抗酸化作用のある食品があります。

これらの食品に含まれる、抗酸化物質は、肝細胞を攻撃する、活性酸素を除去する作用があるからです。

下記のような食品に、抗酸化物質が多く含まれています。これらの食品には、抗酸化物質だけでなく、ビタミンやミネラル等も、豊富に含んでいますので、肝臓疾患のある方には、強い味方になってくれます^^

抗酸化物質とは、ビタミンC、ビタミンE、βカロチン、アントシニアン、イソフラボン、クロロフィル、クルクミン、カテキン、リコピンと言われる成分の事です。

ビタミンC
ブロッコリー、小松菜、キウイフルーツ、アセロラ、パセリ、柑橘類

ビタミンE
かぼちゃ、ほうれん草、うなぎ、アーモンド、たらこ、はまち

βカロチン
人参やカボチャ、ほうれん草、菊菜などの緑黄色野菜

アントシニアン
赤ワイン、紫キャベツ、ブルーベリー、なす、黒豆

イソフラボン
大豆、豆腐、納豆

クロロフィル
ホウレン草、ピーマン、ニラ、緑茶

クルクミン
ターメリック(うこん)、カレー粉、生姜

カテキン
緑茶、抹茶、煎茶、りんご

リコピン
トマト、スイカ
 抗酸化作用のある食品

上記の図にあるような、抗酸化作用のある・・・・

肝臓を元気にする食べ物??

の多くは、植物や害虫から身を守る?ための成分です。

赤色、黄色、緑系の緑黄色野菜にも多く含まれ、独特な色や香り、酸味や渋み、アクがあるのも特徴ですね。

これらの食品を、ぜひ積極的に摂って頂きたいですが、ただ単品で摂るよりも、いろんな食品と一緒に、バランス良く摂取する方が、食品どうしで、良い相乗効果が生まれます。

体内の酸化は、肝臓の大敵ですからね、これの食品で肝臓を元気にしてあげましょう^^

肝臓の病気は、肝硬変や入院による治療が、必要なものでない限り、規則正しい食生活、つまり食事療法と言われるような治療で、弱った肝臓も回復に向かうのです。

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他の肝臓に良い食べ物
肝臓を元気にする食べ物
シジミ
肝機能を、高めてくれます

タウリンと言われる肝臓を守る成分が、とても多く含まれています。

その他には、肝機能を正常に保つ働きをするメチオニンや、良質のタンパク質、鉄分、ビタミンB2やビタミンB12が豊富なのでお勧めです^^

タウリンとは?
胆汁の流れを良くし、黄疸などの症状を鎮め、肝細胞が酸化するのを防いでくれます。

アサリ
むくみに効果的!
シジミの成分と同じですが、若干シジミよりは劣ります。しかし、利尿作用がありますので、体のむくみにも効果的です。

カキ
肝臓を、活発にする!
他の貝と比べると、タンパク質や脂質は、やや少なめですが、豊富なグリコーゲンが肝臓の働きを活発にしてくれます。鉄分やミネラルなども多く含まれ、造血作用もあります。

あゆ
肝硬変に効く!
特に、天然物のアユは、カルシウムが多く含まれ、内臓部分には、ビタミンDが豊富です。滋養強壮効果もあるので、できれば丸焼きにして食べるのがお勧めです。

すっぽん
肝硬変に効く!
滋養強壮にも、効果的ですが、ミネラルやビタミン類も豊富で、肝硬変に効果的です。

どじょう
解毒作用がある!
解毒や利尿作用があるので、黄疸を鎮めて、肝機能を回復させてくれます。鉄分やビタミンB2、カルシウムも豊富に含まれています。

なまこ
肝臓の働きを活発にする!
滋養強壮効果もあり、新陳代謝を促してくれるので、肝臓の働きが活発になります。
コイ むくみや黄疸を取る!
ビタミン類や、カルシウム、鉄分も豊富で、いろんな薬効があると言われています。利尿作用で、黄疸やむくみを取ってくれます。

レバー
NO、1は、鶏レバーです!他には、豚レバー牛レバーです!
肝臓を強くする食べ物です!

レバーには、野菜の数倍のビタミンが含まれ、ミネラルも豊富です。肝疾患なだけに、同じ部位を食べる事で、強い肝臓を作ります。
とうがん
腹水を緩和する!
利尿作用があり、腹水を緩和する働きがあります。栄養価が特に高い?と言うわけでもありませんが、解毒効果や、熱下げ効果もあります。

中味だけでなく、皮部分や種子部分の薬効も強いようです。 緑豆 腹水を緩和し、肝臓の毒を消す!豆類には、解毒、利尿作用があるので、むくみをとってくれます。そして、肝硬変による腹水を緩和する働きもあります。

↓腹水を緩和してくれるスープ  
作り方
<材料> 2日分
緑豆      60g
ナツメ     40g
キンシンサイ 40g


上記の食材を、水800cc入れた鍋で、半分の量になるまで煮詰めます。味付けは、お好みですが薄味にしましょう。塩や醤油で、少しだけ味をつけて、出来上がりです

余った分は、冷蔵庫で保管し、必要な分だけ、温めましょう。1回分(100cc)を、1日2回飲みます。

キンシンサイ
消炎効果があります!
デパートは、中華食材店などに売っています。生ではなく、乾燥したものがありますので、それを水に戻して使います。

利尿作用があり、肝臓の炎症を鎮め、黄疸や、体のむくみを取る効果があります。鉄分や、ビタミンC、カルシウムも豊富に含まれ、鉄分はホウレン草の20倍と言われています。

さといも
肝臓を強くし、腹水を緩和!
里芋は、低カロリーな上、塩分を体外に排出する働きのあるカリウムも豊富なので、肝臓に負担をかけません。

追記)里芋にも含まれるネバネバした成分! これは、今までルチンと呼ばれ、テレビや書籍等でも、それが主流になっていましたが実は、ムチンではない事が判明致しました。

理化学研究所の見解では、2018年1月の時点で、植物性のものには、ムチンが確認されませんでしたm(__)m

つまり、ムチンは、動物にしか含まれない粘液の主成分であり、植物性のものには、ムチンが含まれまれない!と言う見解がなされました。

誤った情報は、時に謎も多く混乱してしまいますが、正しい情報をお伝えできるよう努めてまいりますm(__)m

理化学研究所
(ムチンについて詳しくはこちら↓)
http://www.riken.jp/pr/press/2009/20090415_2/

かぼちゃ
肝臓を強くします!
カロチンや、ビタミン、ミネラルを多く含み、肝臓を強化する以外にも、滋養強壮効果もあります。

人参
肝炎に効果があり、肝臓も強くしてくれます。
赤い色素成分である、カロチンが肝炎で弱った肝臓を強化し、カロチン以外にも、ビタミン、ミネラルが豊富な野菜でもあります。

とまと
解毒と脂肪の消化作用がある!
肝機能を活発化させてくれます。肉類を食べる時などは、トマトを一緒に食べる事で、肉の脂肪の消化を助けてくれるので、お勧めです。

かぶ
解毒作用が強く、肝臓の働きを助け、むくみも取ってくれます!
実よりも、葉っぱの部分に栄養分が多く含まれています。かぶの根と葉を、一緒に煎じたものを飲むと、黄疸にも効きます。

りんご
黄疸を鎮めて、肝機能を回復させる!
アルコールによる、中毒にも良く効き、昔から、リンゴを1ヶ食べれば、医者はいらない?と言われていますね^^

すもも
腹水を緩和します!
すももは、利尿効果にとても優れ、食物繊維、ミネラル、ビタミンも豊富です。

びわの葉
むくみをとり、肝機能を回復させる!
ビワの葉は、とても薬効が強く、タンミンとサポニンが含まれ、利尿効果や疲労を回復に効果的です!

いちじく
肝臓の炎症を抑え、解毒作用があり、黄疸にも効果があります!
イチジクのペプチンと言う、食物繊維が大腸の働きも活発にしてくれます。

なし
黄疸をとり、肝臓の炎症を鎮める!
ナシは、利尿作用があり、体のむくみも取ってくれます。

くこの実
肝機能を強化します!
肝臓の働きを活発にし、疲れた肝機能を回復させてくれます。その他に、滋養強壮効果や新陳代謝を活発にします。実を、そのまま食べたり、料理に使ったりして頂きましょう。

クコの実は、鉢植えでも簡単に育てる事ができます。植物の栽培が好きな方であれば、苗木を買ってきて、自分で育て、その実を食べる!と言うのも面白いかもしれませんね^^乾燥タイプのクコの実は、中華食材店やデパートなどに売っています。

梅干し
肝機能を活性化してくれます!
梅干しには、強い薬効がありますが、塩分も多いので、食べ過ぎてがいけませんが、梅に含まれるピクリン酸が、肝臓を活性化させてくれます。

ごま
肝臓を強化する働きがあります!
ごまには、カルシウム、鉄分、ビタミンB1、ビタミンB2が多く含まれ、滋養強壮効果もあります。酸化しやすいので、缶や瓶などに入れて、しっかり密封し、冷蔵庫での保存がお勧めです。

落花生
肝臓の働きを、活発にしてくれます!
タンパク質に含まれる、メチオニン酸が、肝機能の働きを助け、活発にする働きがあります。

とは言え、脂質が多くカロリーも高いので、食べ過ぎには、注意が必要です^^;揚げたピーナツよりも、生の落花生を、殻ごと良く洗い、水からゆでて食べるのがお勧めです。

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一言メモ
肝臓に良い、お医者様も進める、サプリメント???に、コエンザイムQ10と言われるものがあります。この、コエンザイムQ10は、食事からも摂れますが、実は体内でも作られています。

コエンザイムQ10は、体内のすべての細胞に存在し、私達の生命活動に、なくてはならない成分の一つです。

しかし、年齢と共に減少傾向にあるので、肝機能を維持するために、上手に摂取する必要があります。

また、C型慢性肝炎を患っている方などは、コエンザイムQ10の消費量が多い事から、血液濃度が低くなる傾向があるようです。

そこで、コエンザイムQ10を、補給して肝臓の炎症を鎮めようと言うわけです。コエンザイムQ10は、脂肪肝の予防や、非アルコール性脂肪肝(NASH)の進行を、遅らせてくれる効果も期待されています。

しかし、野菜や魚、の肉類に含まれている、コエンザイムQ10ですが、実は、摂取しても、ほんのわずかな量しか含まれていないのが現状ですm(__)m

コエンザイムQ10を、食事から摂るのが、理想的ですが、どうしても足りない分を、サプリメントで補う!と言う考え方です。決して、サプリメントだけに、依存しない!と言うのが前提ですけどね^^

下記は、コエンザイムQ10を多く含む食品です!

肉類
牛肉や豚肉、鶏肉、レバー、もつ
魚類
うなぎ、まぐろ、カツオ、イワシ、さば、サケ、マス、あんこう
野菜
ブロッコリー、キャベツ、ほうれん草、じゃがいも、アボガド
その他
枝豆、大豆、豆腐、味噌、米ぬか、たまご、ピーナツ、イカ、ごま油、大豆油、なたね油


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肝機能を高めたり、肝臓の炎症解毒作用黄疸むくみ腹水を取る効果のある食べ物!などが分かります!!



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