大腸癌のステージ分類
癌の進行度を評価する基準として大腸癌の深さに加え、リンパ節などへの転移などを含め・・・大腸癌は各ステージ別に分類??
されます。大腸ガンのステージとは?
ガンが大腸壁のどの深さまで達しているか?リンパ節への転移があるか?他の臓器への転移があるか?
によって大腸がんのステージ0期~Ⅳに分類されます。大腸がんのステージ、0期~Ⅱは、リンパ節リンパ節転移や遠隔転移のない状態です。
スポンサードリンク
つまり、大腸がんが粘膜下層内に、とどまっていても、もしリンパ節への転移があれば、Ⅲ期と診断されます。
早い段階で発見された場合の生存率は、とても高いです。さらに治療技術は、日進月歩で進化しているので、早期の大腸がんであれば開腹手術を行わなくても、治療できるようになってきました。
癌と確定診断されて、一連の画像で転移の有無が分かれば、それらを総合して、大腸癌のステージ(病期)を決定し、それに応じた標準的な治療法を選択します。
従来、癌の治療は回復手術が一般的でした。現在もそれが基本ですが、医療技術の進歩によって、早期癌なら大きく開腹しずに病変を、切除することが可能になりました。
具体的には、大腸ガンはステージ別に分類されて、それぞれのステージに応じた治療方法になります。
スポンサードリンク
▲ページのTOPに戻る
0期
がんが、粘膜内にどどまっている一番初期の段階です!治療としては、内視鏡的切除、腹腔鏡下手術(がんが粘膜下層に深く浸透している場合)になります!
★抗がん剤治療は行いません。
I期
がんが、粘膜下層または固有筋層にとどまっていて転移がない状態!治療としては、内視鏡的切除、腹腔鏡下手術(ガンが粘膜下層に深く浸透している場合)になります!
★抗がん剤治療は行いません。
Ⅱ期
ガンが、固有筋層を超えているが転移がない状態です!治療としては、開腹手術、腹腔鏡下手術になります!
★再発のリスクの高い患者さんには抗癌剤治療が適用される場合があります。
Ⅲ期
ガンの深さにかかわらずリンパ節に転移している状態です!治療としては、腹手術、腹腔鏡下手術になります!
★補助療法として抗癌剤治療が適用されます。
Ⅳ期
ガンが、肝臓や肺などのほかの臓器に転移していたり、腹膜に散らばっている状態です!治療法としては・・・開腹手術になります!
★抗癌剤治療、放射線治療が行われる。
関連記事
大腸癌の予防には、内視鏡カメラ
スポンサードリンク