糖尿病の人は足の壊疽に注意
ある日、突然!!!足の壊疽??
は起こります。糖尿病の人は、足の潰瘍や壊疽に気をつけなくてはいけません。下記に当てはまるような人は、特に注意が必要です。・神経障害がある。
・糖尿病暦が長い。
・足のタコや、うおのめができやすい?
・外反母趾である。
・腎臓機能が低下している
・血糖コントロールが上手くいっていない。
・糖尿病治療を自己判断で中断している?
・進行した糖尿病網膜症がある?
・動脈硬化が進んでいる?(血流障害)
上記の一つでも当てはまれば、足の潰瘍や壊疽の恐れがあります。特に動脈硬化や神経障害のある人は要注意です。この数が多くなればなるほど、さらに足の病変を起しやすくなります。
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足に病変ができ発症してしまうと、治療も簡単にはいかず、切断を余儀なくされる事もあります。
足の潰瘍や壊疽を予防するには、血糖コントロールはもちろんの事、常に足のケアを徹底的に行う事も、同様に大切です。
☆糖尿病壊疽や潰瘍の予防
いつも足は清潔に保ちながら、まめにフットケアをしましょう。
・足は毎日、丁寧に洗って、しつかり乾燥させます。
・足を傷つけたり、また傷ついていないか?小まめにチェック!
・足の爪が伸びている場合は切り、深爪にならないようにします。
・靴を履くときは、必ず靴下を履きましょう。
(例えば、素足にサンダルはNG)
・はだしで歩かない。
・もし、足に炎症、または怪我をしたら、すぐに受診しよう。
・たこや、うおのめは自分で処理しない。
・足にあう靴選びをしよう。
・血糖コントロールをしっかりとする。
・足を温かく保つ
(とは言え、あんかやカイロなどの使用はNG)
上記の点を注意し、糖尿病受診時には足の診て頂くようにしましょう。
☆糖尿病壊疽や潰瘍の治療
炎症のある患部が膿んでいる場合は、抗生物質などを使い感染症を予防していきます。
足の病変が神経障害から来ているのか?動脈硬化?なのか?で治療法も変わってきますので、まず足の血管の狭窄や閉塞がないか?を確認します、
動脈硬化(血流障害)がある場合は、血管拡張薬、抗血小板薬、抗血栓薬などを使います。それでも対応できない場合は、新たな血管を移植などの外科的治療を行います。
潰瘍の状態が、かなり悪く壊死が進んでいる場合は、外科的治療が中心となり、できるだけ足の形状や機能を保てるような処置が行われます。
しかし、感染症や壊死の進行が続く?と判断した場合は、足の切断も視野に入れなくてはいけなくなります。
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