糖尿病は下肢閉塞性動脈硬化症に注意
足の動脈硬化によって、血行不良が起こってしまう事を、下肢閉塞性動脈硬化症?
と言います。☆下肢閉塞性動脈硬化症の症状
この症状は、足の冷えやシビレなどを感じるようになります。
血行不良の影響で、チアノーゼとなって、何だか青白く見える部分が出てくる場合もあります。やがて、間欠性跛行(かんけつせいはこう)が起こるようになります。
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☆間欠性跛行とは?
少し歩き出すと足に痛みやしびれ、脱力を感じます。しかし、また少し休んでいると、症状が楽になります。ところが、立ち止まってまた歩き出すと痛みがぶりかえす?こんな症状を何度も繰り返してしまう事を言います。
さらに進行すると歩かなくても、足に痛みを感じるようになり、とても強い痛みに変わります。
この状態から、糖尿病神経障害が重なってしまうと、逆に痛みが薄れてしまうので、何となく治った?ような錯覚に陥りますが、実は足の壊疽の恐れもあり危険です。
しかし、このように血管閉鎖が主な原因となる壊疽は、糖尿病で起こる壊疽の半分以下に過ぎないようです。
このような事態にならないようにするのが、やはり血糖のコントロールを改善する事は一番の近道であり治療です。
他に、動脈硬化を促進するような、高血圧や高脂血症、また肥満傾向にある方は同時に、こちらも改善する必要があります。
☆下肢閉塞性動脈硬化症の治療
他の動脈疾患と同様に、血管の凝固を防いだり、血管壁を広げる作用のある、お薬などを使い、その後の経過を見守ります。
状態がどうしても、良くない場合は、外科的な手術が必要になる場合もありますが、糖尿病合併症の関係で、手術じたいが困難になるケースも中にはあります。
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