糖尿病の状態を知る検査
糖尿病になると、おしっこ?が泡だってくるようです(◎△◎;)その泡がなかなか消えない?ような場合は注意しましょう。また、尿に糖が降りる事で、周りに飛び散った尿(←男性)に蟻が寄ってくる?なんて事も実際にはあるようです。
マンションでは、このような事はありえませんが、一軒家だと庭にいる蟻が入るようなスキマがあれば、充分のありえるかもです(@Σ@;)(汗)
例えば、糖尿病の犬が外で、オシッコした場合、乾燥した尿が白っぽく?なります。その部分に蟻がたかってくるのですΣ(=ω= ;)
話が、ずいぶんそれてしまいましたね(汗)スミマセン
では・・・・
糖尿病の診断基準です!
実際に糖尿病の疑いがあるのか?気になるところですが、どの検査項目をチェックすれば良いのか?見て行きましょう^^
☆糖尿病の検査
糖尿病の状態を知る時に、いくつか必要な検査をする事になります。まず、1型糖尿病を判定するのは免疫学検査です。
1型糖尿病の発症に強く関与しているのが、免役物質(抗体物質)を調べる検査として・・・
抗膵島細胞抗体(ICA)、抗グルタミン酸脱炭酸酸素抗体(GAD)、などの検査があります。
これらの検査は、1型糖尿病の発症前後になると、特に高い数値になり、その後は数値が低下しますが、これらの抗体が見つかれば1型糖尿病と診断がつきます。
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糖尿病と診断された場合、やはり気になるのが合併症の存在です。その合併症の発症を知るために必要な検査です。もし、この検査で合併症が見つかった場合は、糖尿病と合併症の両方の治療を進めていかなくてはなりません。
糖尿病の合併症は、治療じたいが難しいものも沢山ありますので定期健診で、常に糖尿病の状態を知っておく事が、リスクを増大させない為のカギを握っています。
下記にあげるものが、それぞれの合併症の有無を知る検査ですがすべて行われるわけではなく医師の判断で必要と判断した検査が実施されます。
糖尿病の状態/発症をとらえる検査
【尿糖検査】
腎臓が正常に機能しているかどうか?がわかります。腎臓が正常に働いていれば、尿糖が基準値を超える事はないからです。
つまり、尿糖が高い?場合は血糖も高い!と推測されます。しかし、例外として正常な血糖状態であるにも関わらず尿糖が出るケースとして、腎性尿糖がありますが、これは糖尿病ではありません。
血糖値と尿糖の出方には、食事の摂り方やストレス、年齢によっても影響されるので、個人差があります。
尿糖が出た=糖尿病と言う訳ではありませんが、もし尿糖が出ている場合は、血液検査も行います。
【尿糖】
↑これが(+)の場合は糖尿病が疑い有り
*尿に糖が出ている(+)の判定がでます。
【血液検査】
血糖値は、食事や運動、食後からの時間経過によって常に変動しています。正確に血糖診断するには、血糖を測るタイミングも考慮し、下記の3種類の方法がとられます。
・随時血糖検査
随時いつでも行える検査です。
・空腹時血糖検査
夕食を食べてから10時間以上経った状態での検査です。
空腹時血糖 ~99mg/dl
この基準値より高い場合は糖尿病の疑い有り
*朝食前の空腹時血糖を調べる検査です。
・HbA1c(ヘモグロビンA1c)
~5.5%
この基準値より高い場合は糖尿病の疑い有り
HbA1c(へモグロビンエーワンシー)とは?何ぞや?
*過去1~2ヶ月の血糖値の平均で、糖尿病の検診時には、一緒に測ります。
血糖値が刻々と変化するに比べ、HbA1cは、より正確に血糖値の状態を知る、大きな手がかりになりますので、糖尿病の早期発見にもつながります。
HbA1cが、6.0~6.4%になると糖尿病を否定できない状態です。6.5以上だと、日常的に血糖が高い状態なので、糖尿病の疑いが強くなります。
HbA1cの数値は、血液中のヘモグロビン全体に占めるHbA1cの割合をさします。赤血球の寿命から、過去2ヶ月間の血糖値が分かります。
・ブドウ糖負荷試験(OGTT)
空腹時の血糖値を調べた上で、ブドウ糖75gを飲んで、その後の血糖値の推移を調べる検査です。通常では1時間後と2時間後の血糖値を調べます。
★正常型 空腹時血糖値 100~109mg/dl HbA1c値 5.6~5.0% ↓ *年1回の検診 ★境界型 空腹時血糖値 110~125mg/dl HbA1c値 6.0~6.4% ↓ *再検査で、負荷2時間血糖値なども調べて行きます。 ★糖尿病型 空腹時血糖値 126mg/dl HbA1c値 6.5%以上 ↓ *治療を開始します。 |
上記の検査結果で、正常型、境界型(糖尿病予備郡)、糖尿病型の3つのタイプに分類されます。自分はどのタイプなのか?検査結果と照らし合わせてみましょう。
もし、この検査で血糖値が高い場合、再検査をしても高い血糖値が出た場合は、糖尿病型と診断されます。
再検査では、血糖値が高くなかった場合は境界型(糖尿病予備郡)となります。
境界型と診断された場合
やや糖尿病の気がある?糖尿病でなくて良かった?と安易に考えるのは、少々危険です(汗)
それは、決して正常型とはまた違うからです。この時点では、限りなく正常型に近いのか?それとも糖尿病型に近い?のかまでは分かりません。
ただし、境界型と診断されている限り生活習慣を見直す必要はあります^^;
このまま、不規則な食生活や運動不足が改善されないままでは、そのどちらに転んでもおかしくはないからです。
ここから先は・・・。
良くするも悪くするも、自分しだいだからです。
☆糖尿病の合併症を調べる検査
【糖尿病網膜症】
眼底検査(異常所見の有無)
尿中微量アルブミン(基準値30mg/日未満)
尿中たんぱく(基準値100mg/日未満)
【糖尿病腎症】
クレアチニンクリアランス(90~130ml/分)
血清クレアチニン(男性0.5~1.1 女性0.4~0.8mg/dl)
尿素窒素(8~20mg/dl)
↑この基準値より高い場合は腎機能低下のサインです。
*クレアチンの数値が基準をオーバーしている場合、腎機能低下が3分の1まで低下している事が疑われます。
【高脂血症や動脈硬化】
血清脂質(総コレステロール120~220mg/dl 中性脂肪30~149mg/dl)
【肝機能の状態を見る検査】
AST(GOT)(10~33IU/?)
ALT(GPT)(6~35IU/?)
【心肺の状態・動脈硬化】
胸部X線(異常所見の有無)
【内臓脂肪・臓器の異常】
腹部超音波(異常所見の有無)
【心疾患・動脈硬化】
心電図(異常所見の有無)
【動脈硬化】
血圧(下50~80 上100~129mmHG)
【糖尿病神経障害】
腱反射など(反射の有無)
これらの検査で、糖尿病の状態や合併症の有無を診断する事ができます。積極的な定期検査で、予防できるものは予防しましょう^^
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