糖尿病は動脈硬化になりやすい?
動脈硬化とは?動脈の血管が弾力を失い、疲れやすい上に、詰まりやすくなってしまっている状態の事です。とは言え、動脈硬化は年齢と共に、誰に起こってもおかしくはありません。
ところが・・・・
糖尿病疾患が動脈硬化を助長?
してしまいます。健康な人に比べると、糖尿病から動脈硬化を発症すると、脳卒中になる確立は3倍以上にもなるのだとか(汗)スポンサードリンク
結果、糖尿病で動脈硬化があると、脳梗塞や心筋梗塞などの生活や生命を脅かす疾患へとつながっていきます。他人事と思わないで細心の注意が必要です。
また、心筋梗塞や狭心症などの、虚血性心疾患になった場合、糖尿病の人は、神経障害も合併していると、痛みを感じにくくなるので、発見が遅れてしまう事もあります。
よって、動脈硬化のリスクを軽減するためにも、生活習慣を見直し適切な糖尿病治療をする必要があります。
また、動脈硬化を促進してしまうものに、メタボリックシンドロームがあります。内蔵脂肪が蓄積していると、動脈硬化が進みやすくなるからです。
お腹の脂肪の正体?肥満傾向にある人が、お腹にまとっているお肉?皮下脂肪型、もしくは内臓脂肪型に分類されています。
皮下脂肪型は、腹部の筋肉と皮下組織の間に脂肪がたまるタイプの肥満の事です。脂肪がたまり過ぎるのは確かに、あまり良い事とは言えませんが、生活習慣病との関わりは低いと言われています。
ここで、問題なのは内蔵脂肪型です。腹部の筋肉の内側に、内臓を包み込むような形で脂肪を蓄積してしまう肥満の事です。
動脈硬化の引き金にもなるのが、内臓脂肪型の方です。しかし皮下脂肪より、溜まりやすいですが、取りやすい脂肪でもあります。
生活習慣を見直し、運動不足を解消していけば、皮下脂肪よりもすみやかに脂肪を減らす事が可能です。
☆超音波エコーで、動脈硬化の状態をチェック
頚動脈に超音波を当てて動脈硬化の状態を調べる事ができます。
超音波を当て、内膜と中膜の厚さを計測する事で、心臓の冠動脈や脳の血管で動脈硬化が、どの程度進んでいるのか?を見る事ができます。
血糖のコントロールが上手くできていない人ほど、動脈硬化が進行しています。つまり、血糖を保つ事が、動脈硬化の進行を抑える事につながります。
超音波検査は、痛みもなく短時間でできる検査なのでご安心下さい^^
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