糖尿病腎性とは

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糖尿病腎性に注意

腎臓は血液をろ過して、余分な水分を取り除いて尿として排出しています。そして、アミノ酸などの必要な成分を再度血液に戻す働きをしています。

しかし、血糖が高い状態がいつまでも続いてしまうと、腎臓のろ過機能も低下してしまいます。そうなると、体内に老廃物がたまってしまい通常では、ろ過しないタンパク質や赤血球、白血球までもが尿と一緒に出てきます。

腎臓機能が低下すると、尿検査で異常な数値として現れるのですぐ分かります。

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腎臓は、左右1対の臓器で炎症や腫瘍が生じた場合は、どちらか片側だけと言うケースが多いのですが・・・・

糖尿病による腎症の場合?

は左右両方の腎臓が同時にダメージを受けてしまいます。

☆糖尿病腎症の症状?
ただ問題なのは、糖尿病腎症は、初期の段階では自覚できる症状と言うものがありません(汗)

ですので、定期的に尿たんぱく検査などを行い、どこかに異常が現れていないかマメにチェックする事も大切です。

腎症の初期では、微量のアルブミンやタンパク尿がでます。まだ、この時点であれば血糖コントロールで腎症の進行を抑える事が可能な時期です。

ですので、途中で病院での定期検査や治療を自己判断で止めてしまうのはやめましょう。

忙しかったり、足を運ぶのが大変かもしれませんが、合併症のシグナルを逃してしまうと、後で取り返しのつかない事にもなりかねません。

初期の糖尿病腎症では、自覚症状がありませんでしたが、しだいに高血圧、そして手足や全身に、むくみなどの症状として現れて来るようになります。
こんな症状が出て来る頃には、もうすでにタンパク尿が出続け腎臓でのろ過が正常にできなくなっている証拠です。

腎症が進行し、腎臓のコントロールができないままでいると、いずれ腎臓が全く動かなくなる腎不全に陥り、尿毒症を起こすようになります。

☆腎症による人工透析
腎不全になってしまうと、人工透析をしないと生命維持ができなくなります。事前に簡単な手術を行い、装置と血液をつなぐルートを確保する必要があります。

糖尿病腎症の症状に応じて、1週間に3回人工透析をする!などと言う形でを決めます。1回の人工透析にかかる時間は、約4~5時間くらいです。

1回にかかる人口透析の時間が、とても長いので生活スタイルが大きく変わってしまいます。仕事を変わらざる終えなくなったり、生活に大きな支障が出てきます。

場合によっては腎移植が必要になる場合もあります。

このように、腎症が進行が進んでしまうと、元の腎臓の状態に戻せなくなってしまいます。腎症は、糖尿病の中でも恐ろしい合併症の一つです。

☆糖尿病腎症の治療
糖尿病腎症の治療も、まだ初期のうちは適切な、血糖コントロールをするだけで、尿に出た微量のアルブミンやタンパク尿症状も、充分に抑制でき、治療で治るケースもあります。

さらに進行した腎症は、血糖コントロールだけで治療する事は難しく症状が悪化しないように、軽度な制限をしつつ、降圧薬によるいっそう厳格な血糖コントロールが必要になってきます。この時期は疲労にも注意しましょう。

食事も腎症の前期は、まだ軽い低たんぱく制限食から始まります。進行具合に応じて、低タンパク制限食から、低タンパク食に完全移行し尿タンパクの排泄量を減らす薬や利尿薬が使われる事もあります

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