化膿性関節炎(じっとしていても痛い)
全身の、どの関節にも発症しますが、特にひざ関節に多く起こります。変形性ひざ関節症などで行われた、不適切な関節注射などが、ひざに起こりやすい?と言う原因の一つです。化膿性関節炎???
は、持病で糖尿病や、関節リウマチなどがあったり、ステロイド薬や、免疫抑制薬などを利用している人などもかかりやすくなります。それは、感染症などによる抵抗力が落ちている事が原因で発症しやすく、治りにくい傾向もあります。
スポンサードリンク
【化膿性関節炎の症状】
・関節の痛みや腫れ
・熱をもったような感じになる
・急速に発赤が出る?
・体のふるえや倦怠感
・食欲がなくなる?
・安静時痛(じっとしていても痛い)
などの全身症状が現れます。
化膿性関節炎は、細菌の感染によって、関節内が化膿する事により起こる、急性の関節炎の事を言います。
その原因となる細菌は、黄色ぶどう球菌と言われるものが最も多く、その他の原因菌として、連鎖球菌、肺炎球菌などがあげられます。
化膿性関節炎の感染経路は、他の場所にできた感染巣から血液に乗って移動し感染します。
関節の外傷や、手術の傷、関節注射などから侵入してくると考えられています。
重要なのは、そのまま放置しない事です!
そのまま放置してしまうと、関節が変形につながりかねません。
上記の症状が出て、急速に痛みが増してしまうので、注意が必要です。一番いけないのは、我慢できないうな痛みではないので放置し、発見が遅れてしまう事にあります。
もし、発見が遅れてしまうと関節の中に、膿がたまって膝がどんどん腫れてきます。
やがて、関節軟骨や骨が破壊され、関節が変形してしまうと、動きが鈍くなったり、骨と骨がくっついて全く動かなくなってしまう?などのトラブルが発生します。
【化膿性関節炎の治療】
細菌感染が原因なので、まず抗生物質で細菌を死滅させなくてはいけません。まずは、保存療法で対処していきます。
炎症のある患部を冷やし、抗生物質の点滴で細菌の死滅をはかります。もし、膿がたまっているなら、注射器で膿を吸引します。
上記のような保存療法を試みても、効果が見られないような場合や、炎症が長く続くようであれば、手術を行う事もあります。
関節破壊が進んでいる場合は、関節を固定したり、人工関節に置き換えるなどの処置が必要になります。
じっとしてても痛い?他の膝痛を伴う病気
じっとしていても、膝が痛むものに、症状がかなり悪化した変形性膝関節症、偽痛風と言うものもあります。
何よりも、早期発見がその後の回復に左右します。異常に気がついたら、早めに治療を開始する事がとても大切です。
スポンサードリンク
▲ページのTOPに戻る
関連記事 ↑どんな痛み?痛むタイミングは?安静にしていても痛いのか?
膝のどこが痛い? ↑(O脚の人は要注意?) ↑右膝もしくは左膝の痛み
膝痛を解消しよう
膝の病気
- 変形性膝関節症
- 痛風
- 慢性関節リウマチ
- 関節鼠(かんせつねずみ)
- 膝蓋軟骨軟化症
- ↑膝から音がする
- 半月板損傷
- 脱臼
- ↑膝蓋骨脱臼・反復性膝蓋骨脱臼・習慣性膝蓋骨脱臼・亜脱臼
- たな障害
- ↑膝がひっかかる?
- 靭帯損傷
- ↑外側側副靭帯損傷・内側側副靭帯損傷・膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)
- 十字靭帯損傷
- 突発性大腿骨顆部骨壊死
- ↑ 急な激しい膝痛
- 鵞足炎(がちょうえん)
- 腸脛靭帯炎
- 膝蓋前滑液包炎
- 化膿性関節炎
- ↑じっとしていても痛い
- 神経病性関節症・結核性関節炎
- ↑膝関節が破壊?
子供の膝痛
- 成長痛
- ↑オスグッド・シュラッター病・偏平足
スポンサードリンク