子供の膝痛
子供は、まだ骨格が定まっていないので、子供の関節障害と言ったものは、先天的なものを除けば、ほとんどありません。子供は、まだ成長過程にいるので、大人のように骨や筋肉等も、まだ未完成です。
子供の膝や足の痛み?
は、激しい運動、もしくは関節に強い力が加わるような動作や、強く膝を打った?などの原因がなければ起こりにくいものです。 また、成長過程で起こる原因不明の子供の膝痛も、成人になれば消えてしまう?事もあります。スポンサードリンク
【成長痛】
子供の成長痛で多いのは、例えば2~3歳の子供です。夜中に急に泣き出し、子供は膝の痛みを訴える事もあります。
日中は、元気に遊んでいた子供が、いきなり泣き出したらビックリしますよね。
足をみても腫れていたり、どこか怪我しているわけでもないのですが、しばらくすると痛みも治まり、また寝付いくといった事も、決して珍しくはありません。
何か変な病気?なのか?と心配してしまうかもしれませんが、成長痛は足は急激に成長している時にみられる症状で、月に2回ほど起こり、1年もしくは2年くらい続きます。
【膝内症】
膝内症とは、膝関節の中に何らかの原因があり、起こる痛みの症状の事を言います。
その中でも、子供に多い膝の痛みとして、半月板の損傷があります。その多くは、膝を曲げた時に、半月板にシワが寄って、傷ついてしまう事で痛みとして出てしまうケースです。
もし、半月板が損傷し、痛みが出たとしても、軽症の場合であれば、サポーターなどで膝を保護してあげるなどして回復を待ちます。
重症な場合は、関節の中に内視鏡を入れて、半月板の傷ついた部分を切除する場合もあります。
【オスクッド・シュラッター病】
オスクッド・シュラッターとは、膝のお皿のすぐ下のある脛骨結節と言う、出っ張った部分が腫れて、痛みを伴う病気です。
子供の脛骨結節は、まだ成長過程にあるので、とても弱いものです。そのために、大きな力に耐えられるほど強くはありません。
激しいジャンプが加わるような運動や、ランニングなどは、特に負担がかかりやすく、膝がその衝撃に耐えられず、骨に細かいヒビが入る事で痛みだします。
治療としては、まずは安静にする事が一番大切で、しばらくは原因となったスポーツなどの運動を中止するし、安静にしている事で、症状が改善します。
症状が重い場合は、消炎剤やギプスで膝を固定し、骨の損傷部分の回復を待つ事になります。
回復後のスポーツは、メニューを見直すなど、再発防止に向けた対策も必要です。
【偏平足】
足の裏には土踏まずを言われるものがあり、アーチ上になっていて、歩いたり走ったりする時には、たわんで足の動きをスムーズにしています。
子供の場合は、まだ成長j過程にあるので、始めは偏平足であっても、しだいに5歳~10歳くらいまでには治る事がほとんどなので、あまり心配ありません。
小さな子供が偏平足な理由は、足の骨の靭帯がまだ柔らかくて、体重が支えきれていない事が原因で、一時的なものです。
ところが中には、大人になっても、そのまま土踏まずがなく、平らなまま偏平足だと・・・
足は疲れやすい?膝や腰が痛くなる?などの症状が出やすくなってしまいます。
スポンサードリンク
▲ページのTOPに戻る
関連記事 ↑どんな痛み?痛むタイミングは?安静にしていても痛いのか?
膝のどこが痛い? ↑(O脚の人は要注意?) ↑右膝もしくは左膝の痛み
膝痛を解消しよう
膝の病気
- 変形性膝関節症
- 痛風
- 慢性関節リウマチ
- 関節鼠(かんせつねずみ)
- 膝蓋軟骨軟化症
- ↑膝から音がする
- 半月板損傷
- 脱臼
- ↑膝蓋骨脱臼・反復性膝蓋骨脱臼・習慣性膝蓋骨脱臼・亜脱臼
- たな障害
- ↑膝がひっかかる?
- 靭帯損傷
- ↑外側側副靭帯損傷・内側側副靭帯損傷・膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)
- 十字靭帯損傷
- 突発性大腿骨顆部骨壊死
- ↑ 急な激しい膝痛
- 鵞足炎(がちょうえん)
- 腸脛靭帯炎
- 膝蓋前滑液包炎
- 化膿性関節炎
- ↑じっとしていても痛い
- 神経病性関節症・結核性関節炎
- ↑膝関節が破壊?
子供の膝痛
- 成長痛
- ↑オスグッド・シュラッター病・偏平足
スポンサードリンク