たな障害(膝がひっかかる?)
たな障害と言われるものがありますが、この【たな】とは?いったい、何なのか?まず、膝関節は、関節包でおおわれ、この関節包と言われるものは、3ヶの膜で出来ていています。この一番内側の膜は、滑膜と言われ、この滑膜の一部がヒダ状になっているものを【たな】と言います。
生まれてから大人になる成長過程で、関節包に一時的に【たな】ができる事があります。通常は自然に消えてしまうのですが、このヒダ部分が大人になっても、消えずに残っている事もあります。
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運動などによる膝の使い過ぎや、膝の打撲など、何らかの原因でこのヒダが、膝の関節にはさまってしまう事?が・・・
たな障害です。
たな障害の症状として、膝がひっかかる?などの症状があります。また、大腿骨と膝蓋骨の内側に、痛みを感じるなどです。
たな障害の治療は、現在のたな障害の度合いによって異なります。まだ症状が軽いのであれば、患部を冷やすなどの簡単な処置で治ってしまう事もあります。
例えば、まだ膝の痛みも我慢できるレベル、スポーツをするにしても、不自由を感じるほどではないなど・・・この程度なら、まだ初期にあたります。
いずれ、痛みも増してきます。耐え難いほどの痛みではなくても、運動時には不自由を感じるようになってきます。こんな症状が出てきたら、無理は禁物です。
過度の負担が膝にかかっていないか?振り返ってみましょう。練習量を減らしたり、休むなどして膝にかかるリスクの軽減をしながら調整する必要があります。
症状がさらに悪化してしまうと、しだいに生活に支障をきたすようになり痛みも激しくなります。
症状が重くなる前に、整形外科で検査してもらいましょう。
たな障害は、症状別にサポーターなどの着用や、痛みをとる薬物療法、また膝の痛みには、膝を鍛えるトレーニングも効果的です。
膝を酷使してしまえば、痛みが治まったとしても、また痛みがブリ返すなど悪循環に陥ったり、症状がさらに悪化する事につながります。
膝をいたわる、生活習慣を心がけましょう。
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