膝蓋軟骨軟化症（膝がゴリゴリ？膝から変な音が鳴る）
膝の使い過ぎが原因で、膝蓋骨の大腿骨との間にある、関節軟骨が変形してしまう病気として、膝蓋軟骨軟化症（しつがいなんこつなんかしょう）があります。
この病気は、ランナー膝とも言われていますが、その理由として特に長距離を走るランナーの方が発症しやすいからです。
その他には、過去に膝の脱臼暦であったり、X脚の方、膝の事故や怪我等が膝蓋骨の炎症を起こすリスクが高めてしまう事もあります。
膝蓋軟骨軟化症は・・
２０代前後の若い女性に多く発症している傾向があり、関節軟骨の栄養障害も原因の一つです。【膝蓋軟骨軟化症の症状】
その症状として、膝軟骨が軟化している事から、膝に膝が入らなくなる？膝の違和感？などと同時に痛みが出てくるようになります。
特に、階段を上る時になどに膝がゴリゴリ？と変な音がする事もあります。
膝を動かした時に、膝の皿がひっかかるような違和感や痛みはありませんか？
正座して立ち上がる時など、膝を伸ばした時にキシむような気持ち悪さがある？などの症状が出てきます。
膝蓋軟骨軟化症の症状にもよりますが、第一に膝を休めてあげる事がとても大切です。スポーツをしている人などでしたら、症状が改善されるまでは患部に負担がかかるような運動は、一休みしましょう。
そのままにしてしまうと、膝の軟骨がさらに磨り減ってしまいます。
【膝蓋軟骨軟化症の治療】
膝に負荷がかかるような運動は、良くないので主な治療は休養です。
しかし、足の大腿四頭筋をきたえる必要もあるので運動慮法も取り入れつつ、痛みがあるようなら、薬物療法で現状の痛みを緩和させます。
しかし、膝の痛みが激しい場合や、痛みが治まらない場合は手術が必要となる事もあります。
体を支えている大切な足ですので、何か異常がありましたら、慢性化する前に早めに整形外科を受診するようにしましょう。
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